ベトナム航空とプライオリティパスで利用するホーチミンの空港ラウンジ
前回の一時帰国でマレーシアから大阪への移動にベトナム航空を利用した。
スカイスキャナーで検索すると大抵エアアジアが最安値で出てくる。
ただ、預け荷物で追加料金が発生することを考慮すると最安値二番手に上がってくるベトナム航空のほうが安いなんてこともあって、今回もそのケースだった。
マレーシア・クアラルンプールから大阪へベトナム航空を使う場合はホーチミンで乗り継ぎをする必要がある。
その手間や「おいおい・・・」と言いたくなる対応はあるけれど、安さを追求するならベトナム航空も選択肢に入れてみてもいいかもしれない。
※これまで利用した航空会社
アシアナ航空
エアアジア
エアカラン
エアタヒチヌイ
エヴァー航空
バティックエア
ピーチ
ファイヤーフライ
マレーシア航空
ライアンエア
ライオンエア
日本航空
全日空
中国東方航空
中国南方航空
TAPポルトガル航空
※これまでに利用したプライオリティパスが使える空港ラウンジ記事
オーストラリア・メルボルン
カンボジア・シェムリアップ
シンガポール・チャンギ空港
ベトナム航空
ベトナムのフラッグキャリア、ベトナム航空。
2016年に4つ星エアラインに認定され、同年に全日空から出資を受けているが、世界のベストエアラインランキング2018では、ワールドベストエアラインはおろかアジア版でもトップ10に入っていない。
残念ながら、個人的にはベトナム航空の印象はあまり良いものではなかった。
ワーストエアライン常連のネパール航空に乗ったこともあるけど(ネパール航空に乗ったときのことはここから)、それよりもベトナム航空のほうが残念な気分になった。
もちろんあの価格設定は魅力的だし、それがベトナム航空の一番の売りなんだからそれ以外であまり期待はしていなかったんだけど。
2016年に4つ星エアラインに認定され、同年に全日空から出資を受けているが、世界のベストエアラインランキング2018では、ワールドベストエアラインはおろかアジア版でもトップ10に入っていない。
残念ながら、個人的にはベトナム航空の印象はあまり良いものではなかった。
ワーストエアライン常連のネパール航空に乗ったこともあるけど(ネパール航空に乗ったときのことはここから)、それよりもベトナム航空のほうが残念な気分になった。
もちろんあの価格設定は魅力的だし、それがベトナム航空の一番の売りなんだからそれ以外であまり期待はしていなかったんだけど。
- クアラルンプール→ホーチミン線
マレーシア・KLからホーチミンまでは約2時間のフライトだ。
短距離ではあるが国際線だ。
それなのに、スタッフの英語があまりにもひどいのと彼らのがさつさにびっくりした。
機体や座席周りはいたって普通だった。
食事はチキンかフィッシュかと聞かれ、チキンを選んだが、正直言って今までで一番まずい機内食だった。
バナナが付いてきて助かった。(おいしかった)
- ホーチミン→関空線
正直、機体が新しかったこと以外に良い印象がない。
まず、シートに準備されていたブランケットがかなり臭かった。
ビニールに入ってしっかり封をされているものだったのにびっくり。(どこの航空会社もエコノミーのブランケットってあんまり好きじゃないんだけど臭いはあかん!)
「臭いがひどいから取り換えて欲しい」と言うと即座に謝って取り換えてくれたのは好印象だけどしっかりしてほしい。
機内食は日本食を選択。
これもなかなかひどかった。
後で彼に日本食を選んだことを言ったら「今から日本に帰るのになんであとちょっと待てなかったの。美味しいわけないやん」って。
確かに冷静になったらベトナム航空の日本食って・・・。
これは私の選択ミス。
何よりも最悪だったのが隣だったマレーシア人のAuntyとUncle。
深夜便にも関わらず騒音がすごくて苦情を出した私に逆ギレしてきて、2対1でバトることになってめっちゃ疲れた・・・。
本当マレチャイ(特に中年)ってわがままで自分を棚に上げるところあるからなぁ。
クルーも全然役に立たないし、疲労感だけが残ったフライトだった。
もうベトナム航空は懲り懲り。
5時間のフライトだったのはせめてもの救い。
いくら機体設備が新しくても安さだけが売りの航空会社なんだなと思いたくなるフライトだった。
新しい機体に鮮明なスクリーン、それに既存の倍の大きさの窓はテンションが上がった。
タンソンニャット空港(ホーチミン) Orchid Lounge オーキッドラウンジ
ホーチミンのタンソンニャット空港で、アメックスプラチナ特典のプライオリティパスで利用できるラウンジは「Orchid Lounge(オーキッドラウンジ)」の一つ。
オーキッドラウンジへは、まずゲート10-14を目指す。
右手にラウンジのサインボードが出ているんだけどこれが見落としやすく、注意深く見ていたつもりの私も通りすぎてしまった。
ここが本当にラウンジへの入り口なのかと疑いたくなるドアから階段を降りていくとラウンジがある。
これがラウンジへの入り口。夜だったから暗いし少し躊躇した。
隠れたラウンジの割に午後10時頃はほぼ満席の使用率だった。
この時間帯は日本行きの便が多く、日本人出張者も多く見かけた。
さすが今ビジネスで注目されているベトナム、日本企業からの出張者が多いのがよくわかった。
ラウンジはKLと違い、静かで落ち着いていて雰囲気はいい。(夜は暗かったが日中は光が入ってきて明るいそうだ。)
決して新しいラウンジではないけれど食器の片付けや飲食物の見回りも頻繁に行われている。
食事は軽食からフルーツまで、飲み物はコーヒー・紅茶やフルーツジュースに炭酸飲料などのソフトドリンクからローカルビールやワインが準備されている。
もちろん食べ飲み放題だ。
トイレも新しいわけではないけれどこまめに掃除していて良かった。
飲み物のブースの前には無料で利用できるマッサージチェアなんかもある。
気持ち良すぎて寝落ちしたと思われる白人男性が急に起き上がってすごい勢いで荷物を掴んでゲートへと走っていったのを目撃した。
寝落ちには注意。
ラウンジは午前2時まで、最大3時間までの滞在ができる。
ホーチミンでのトランジットの際は利用してみるといいかもしれない。
一押しラウンジというわけではないけど必要最低限のものは揃っているし、タンソンニャット空港でプライオリティパスが使えるラウンジはここだけなので、ホーチミンに寄った際はこれからもお世話になる予定だ。
「安いには安いなりの理由がある」の法則がぴったり当てはまったベトナム航空。
フライトによって当たり外れもあるし、何を求めるかで評価も違ってくるだろうけど、低価格で5時間のフライトと割り切れば問題はないだろう。
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