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ケーキの王様が生まれた街、ウィーン

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別名  ケーキの王様 と呼ばれている Sachertorte (ザッハトルテ) はオーストリア・ウィーン生まれ。 せっかく食べるなら発祥の名店に行くと決め、向かったのがこちら。 Cafe Sacher(カフェ・ザッハー) カフェ・ザッハーは老舗高級ホテルザッハーの中にある。 場所は国立歌劇場(オペラ編で詳しく紹介)との向かいにあるからわかりやすい。 何よりも入り口の前の行列が目印になる (ホテルとカフェは入口が別々)。 この日は雪がちらつく中、30分程並んで入店できた。 ヨーロッパにある高級ホテルなんて初めてきた。 建物内は歴史を感じるけれどよく手入れをされているのが伝わる。 まずは品の良いボーイがクロークへと案内をしてくれた。 たかが1、2ユーロのことだけど思わぬ出費。 これがカフェ・ザッハーのメニュー。 お目当てのザッハトルテをオーダーし、素敵な空間に癒されようとする。 (実際はこんな素敵な華やかな空間に女一人で乗り込んでしまってソワソワ!) ついにケーキの王様が運ばれてきた。 こちらのザッハトルテ、チョコレートスポンジの間にはアプリコットジャムがサンド、 ケーキの周りは「ショコラーデ・グラズール」と呼ばれるチョコレートでコーティング。 ケーキに添えられた甘さ控えめなホイップクリームがチョコレートの甘さを抑えてくれて、最高の組み合わせ。 幸せすぎて顔がほころんでしまう。 美味しいものを豪華絢爛な場所で食べる、これもヨーロッパを楽しむ一つの方法だと気付いた。 「日本のザッハトルテなんかザッハトルテじゃない」 「オーストリア以外でザッハトルテ食べたくない」 「は?ス●バのザッハトルテ??」 今までなら、はいはいはいはい。と聞き流すところだけど、これは同意せざるを得ない。 お値段出してまで食べる価値が十分にある一品。 ウィーンにはカフェ・ザッハと並んでザッハトルテ二大有名店で知られている Demel (デメル)という洋菓子店があり、食べ比べする人も多いと聞いた。 私はひとつで満足したしこの幸せを維持したいから、あえて食べ比べはしていない。 もしまたウィーンに来る機会があれば、またこのカフェ・ザッハにザッハトルテを食べに来たいと思う。 さすが、ヨーロッパのカフェ文化は

ブリュッセルの世界遺産とあの世界三大がっかりスポット

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ベルギー、ブリュッセルを訪れた人なら必ず向かう先といえばここ、 世界遺産にも登録されている Grand Place (グランプラス広場)。 ブリュッセルの中心にあるこの広場は 世界で最も美しい広場 のひとつと言われている。 広場を囲むように15~17世紀の歴史的建造物が残っている中世を感じることができる場所だ。 その建物の約7割がギルドハウスと呼ばれる職人や商人の同業組合の集会所だけれど、過去にはプロテスタントの殉教者たちの処刑場になっていたりと明るい歴史ばかりではない場所でもある。 ここで一番の存在感があるのは、 Hotel de Ville (市庁舎)。 96メートルいう高さだけでなく細部まで美しいこの建物は、中世ゴシック様式の傑作と言われており、建築には50年以上もの歳月がかかっている。 内部への入場はガイドツアーのみ。 言語によって曜日や時間も決まっているので要確認。(日本語なし) また、ここでは市民が結婚式を挙げる結婚の間もあるそうで、幸運にも結婚式に遭遇。 楽器を鳴らして歌を歌ってとにかくにぎやかな結婚式! 次に、市庁舎に向かい合って建っているのが Maison du Roi (王の家)。 16世紀にスペインの王の命令で建てられたことからこの名前がついたそう。 現在は市立博物館として利用されている。(入場€3) そして、市庁舎の隣の隣(ぐらいかな?)に建っている、てっぺんに金ぴかの馬に人が乗っている像がある建物が Musse des Brasseurs Belges (ビール博物館)。 ここは17世紀にビール醸造のギルドとして使用されていたもので、黄金の木と呼ばれる建物の地下が博物館になっているそう。 入場料の€6にはビール一杯が含まれているので、ビール好きの人ならきっと楽しいはず。 夜のグランプラスでは、音楽に合わせてカラフルなライトアップも行われていて、昼とはまた違った雰囲気を楽しめた。 そしてこのクリスマス前のお楽しみといえば、ベルギーでもクリスマスマーケット。 グランパレスから伸びているBoterstraatという通りから抜けていくと会場に到着。 クリスマスマーケットと言っても国ごとで特徴があるので、いろんな国のクリス