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4月, 2020の投稿を表示しています

月に1度は通うドーナツショップ

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ドーナツ文化が根付いた街 オーストラリアに来てからよく食べるようになったドーナツ。 日本に住んでいた頃は、年に1度にあるかないかくらいの頻度でしか食べることがなかったのに、こっちに来てから、特にこの1年はドーナツが大好きで仕方がない。 メルボルンにはローカルのドーナツショップがたくさんある。 なんならドーナツショップにいかなくても、街中にあふれているカフェに大抵置いてある。 コーヒーとの相性抜群のドーナツはカフェの街メルボルンとも相性が良いんだろう。 ドーナツショップに座って客層を見ていると、この街でドーナツは老若男女から愛されている食べ物だということに気づく。 カウンターでコーヒー片手にドーナツを食べるスーツ姿の男性や、ドーナツを食べながらお喋りに花を咲かせるお年寄りグループだってよくある日常の風景だし、店閉まいの時間が早いこの国でドーナツショップはなぜか24/7(毎日24時間営業)だったりする。 ドーナツは確実に市民権を得ている。 オーストラリアのドーナツ オーストラリアのドーナツは、日本のそれともアメリカのそれとも違う。 1.まず、フォルムが違う。 真ん中に穴があってもなくてもいい。 2.ドーナツ特有のあの油っぽさがない。 二日目でも箱に油染みがほとんどない。(ミスドとか油染みすごいよね) カロリーうんぬんうるさい女子には嬉しい。 3.パンっぽい。 根本的に生地が違う。 ふわふわでむしろ菓子パンに近いかも。 オールドファッションのようなサクサクボソボソ感のあるドーナツとは全然違う。 4.クリームが主役なんじゃないかと思うくらいたっぷり入ったクリーム。 日本のドーナツがコーティングで変化を付けているなら、こっちは中のクリームが肝。 カスタードやヌテラ、チーズ、キャラメルと種類が豊富なクリームがたっぷりと入っているから、かなりずっしりとした重量感。 だけどさっぱりとしたクリームだからパクパク食べれてしまう。 マイナンバーワン ドーナツショップ 去年まではCampbellfieldにある「Thats Alotta Donuts」に通っていたけれど、最近はSpringvaleに本店を置く「Daniel's Donuts」がお気に入り。 メルボルンに6

メルボルン Abbotsford 映画を観ながら食べたいピザ

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コロナウイルスの影響で外出が制限されて何日目だろう。 正直カウントするのも飽きてきたし、この生活に慣れてきたのとオーストラリアビクトリア州の感染ペースが下火になってきたからか、あれほど毎日の日課だった情報収集も最近はおろそかになってきた。 とはいっても、相変わらず買い出しや引っ越し作業以外は外出していないし、自宅にこもりっぱなし。 外出時のソーシャルディスタンスなんかの新しい当たり前もまだまだ続きそうだ。 自宅では、相変わらず映画やTVシリーズを観て過ごすことが多い。 「懐かしい~!」 「これ好きだったわ~!」 と言わずにはいられないような90年~00年代の映画がNetflixにも増えてきて、ますますテレビの前のソファから離れられなくなる。 そんな映画鑑賞に欠かせないのがおつまみ。 個人的に、映画の前のおつまみを選ぶ時間が好き。 目の前にテーブルもあって手もすぐ洗えて、好きなものを何でも食べられる自宅だからこそ用意したい映画のお供ナンバー1はやっぱりピザ。 イメージはEAT PRAY LOVE(食べて祈って恋をして)でジュリア・ロバーツが食べるピザじゃなくて、GIRLSのマーニーが「You can't break up with me.」って言いながら食べてるやつね。 LITTLE  RITA'S メルボルンはピザが美味しい街だと思う。(イタリア人移民が多い歴史が関係していると思う) オーセンティックな美味しいイタリアンピザが食べられるお店がいくつもあるこの街で、最近私がハマっているピザショップはAbbotsfordにあるLITTLE RITA'S。 10インチと13インチの2サイズで、19~26ドル(13")/枚。 ※タイミングが合うと Eatclub で20%オフになることも。 この店はとにかくピザ生地が美味しい。 セモリナと呼ばれる粗挽きの小麦(コーングリッツかと思っていたけど、どうもそうじゃないらしい)が特徴の塩気の効いたピザ生地が癖になるうまさだ。 クリスピーだけど弾力もあって、最後耳まで美味しく食べられる。 私のお気に入りはモッツァレラとグリュイエールの2種類のチーズにパンチェッタと海老が乗ったSURF N TURF。 ガーリックとチリが効いていてパン

「いつかまた世界で」

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トラベル・カルチャー誌「TRANSIT」 存在を知ったのは社会人1年目だった2011年。 京都マルイがオープンし、その6階にあったFUTABA+(フタバプラス)という本屋が好きで、入り浸るとまではいかないけれど結構な頻度で訪れていた。 フタバプラスはスターバックスと並んでいたこともあって、当時はまだそこまで多くなかったコーヒーの香りがする本屋だったこと(本がたくさん置いてあるカフェは京都市内にもいくつかあったけど)、それに地元の本屋じゃ売ってないマニアックな本や見るからにセンスの塊みたいな本がお洒落な空間に並んでいるのが物珍しくて魅力的だった。 当時付き合っていた彼氏や友だちとの待ち合わせまでのちょっとした時間を過ごすためによく立ち寄った場所。 そこで見かけたのがTRANSITだった。 「美しきインドに呼ばれて」というタイトルとガンジス川とインドの人たちを映した写真に惹かれ手に取った一冊に、一瞬で魅了された。 それからはフタバプラスへ行く度に新刊が出ていないかの確認のためにTRANSITコーナーに立ち寄るのが当時の私の楽しみだった。 ミャンマー・マンダレーにて(2014年) なのに、大学卒業後に就職した金融機関での仕事を辞めた後1年近く世界を旅して、念願だったマレーシアで3年半暮らし、それまで全く予想だにしていなかったオーストラリアに移り住むことになったこの目まぐるしい6年間で、フタバプラスの存在はおろか、あんなに通った京都の街のことまでもすっかり遠い過去の話として忘れてしまっていた。 もちろんこの6年間で何度も日本へ一時帰国もして四条河原町に行く機会もあったのに、思い返してみれば、観光気分の私が向かった先はもっぱら今人気の新しい店や観光地へばかりだったことに気が付いた。 正直、あの本屋がフタバプラスという名前だったことさえもキーワード検索で引っかかるまで思い出せなかったし、名前を見ても「そんな名前だったっけ」なんてスッキリしない感じで。 もしかすると当時からマルイの6階の本屋という認識しかなかったのかも。 ただ、店名がわかったと同時に、2017年1月31日をもって閉店していたことも知った。 通ったのもたかだか3年だったくせに、かれこれ6年も行っていないくせに、完全に本屋の存在を忘れていたくせに、普段はTRANSITのツイー

最近の私のメルボルンでの暮らし 2

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昨日4月5日、時計が1時間ずれ冬時間が始まった。 日照時間を確保するためで、デイライトセイビングと呼ばれる。 夏の間、2時間あった日本との時差も1時間に縮まった。 夏が終わり冬が始まる合図と同時に、天気も一気に冬模様に様変わりするもんだから、昨日急いでしまっておいたパーカーをひっぱり出してきた。 長いメルボルンの冬がやってくる。 相変わらず、コロナウイルスに関するニュースや情報を収集するのが毎日の日課。 オーストラリアはヨーロッパ各国やアメリカのような事態にはなっていないものの、まだまだ予断を許さない状況だ。 日ごとに規制項目も増えているのが現状で、昨日までできていたことが規制項目の対象になっていることも少なくない。 ここ数日での大きな変化といえば、外出に関する規制が厳しくなったことだ。 ・食品の買い出し ・病院や薬局、医療目的 ・在宅ができない職種 ・学校 を除いて、特別な事情がない限り外出は規制対象となっている。 不要不急の外出制限に加えて、 ・家族を除き、屋内外問わず2人を超えて集まってはいけない ことも禁止項目に追加された。 ビクトリア州に関しては、違反した場合、その場で1652ドルの罰金が科される。 実際に不必要な外出をとりしまるため、街中でも警察による検問が行われている。 実際に検問で止められた彼兄のワイフから聞いたところによると、 「外出の目的は?」 「(食料品の買い出しと答えたら)買い物袋はどこ?念のため見せて」 といった確認をされたそうだ。 お金のためじゃないけれど、面倒なことに巻き込まれないためにも今はむやみやたらに外出する時ではない。 最近私たちの周りであった大きな変化の一つ。 大好きなペイストリーショップ「 Dolcetti 」が閉店した。 友だちとか知り合いとか毎週いっているから顔見知りというわけでも全然なかったんだけど、ここのデザートのファンだった。 決してインスタ映えするような流行りのカフェではなかったけれど、イタリアの田舎街にある、街の人たちが集まってくるペイストリーショップに来たような雰囲気が好きだった。 最後に注文したのは、ピスタチオとアーモンドのティーケーキとアマレナチェリーとくるみのクロスタータ。 フレンチケーキのような華やかさはないけれど、毎日のティータイムに少