投稿

ラベル(海外就労)が付いた投稿を表示しています

アニメで日本語を学んだ彼女

イメージ
昨日、彼の友人の紹介である人に会ってきた。 彼女の勤めている日系企業が日本人スタッフ(日本語スピーカー)を探しているらしい。 私はこれまで日系企業でしか就労したことがない。 というか意図的に日系企業を選んできた。 日系企業の現地採用といえば「安月給でこき使われる」イメージが横行しているけど、幸運なことに私はそんな経験はしてこなかった。 むしろ前職なんて超ホワイトもホワイト。 だから、ハッキリと意思表示ができるのであれば(これは日系現地採用として長期間生き残る上で本当に大事なスキルだと思う)日系企業は悪くない。 だからこれからも日系企業は選択肢の一つだ。 そんなこともあって彼女と一度会うことになった。 Bowery To Williamsburg  16 Oliver Ln, Melbourne 自然と初めは英語で話していたけど、彼女の「日本語でもいいですよ」の言葉から2週間ぶりに日本語での会話を楽しませてもらった。(日本人の知り合いが1人だけということもあって、ここでの暮らしでは日本語で会話する機会がまずない。) 彼女の流暢な日本語は日本へ留学をしたんだろうと思えるくらい自然なものだった。 「アニメが好きでアニメで日本語を勉強したの。」と彼女は教えてくれた。 アジアで日本のアニメオタクを見つけることはたやすい。 アニメから日本語を習得した日本語スピーカーにも結構な頻度で出会ってきたから彼女の言っていることにも驚きはしない。(私の彼もそんな言葉どこで習ったのと思うような言葉をアニメで覚えていたりするから本当おもしろい。) これまで一緒に仕事をしてきた留学経験のある日本語が堪能なマレーシア人たちも、日本人の私でもわからないような難しい言い回しだったりを披露してきて私が意味を教えてもらって、どっちが日本人かと思うようなシーンに出くわしてきたけど、彼女の日本語はその彼らに近いレベルだった。 アニメ好きが高じて独学でビジネスレベルまで外国語を習得してしまうんだから、彼女の熱量も、アニメのそこまで人を虜にする力も本当すごい。 (それにしても私の日本語はひどい。) 彼女はオーストラリアに来て長く、こちらの大学を卒業してPRも取得済みだ。 PRがおりるまでは就職も簡単にはいかなかったみたいだし、きっとすごく努力してきた