キャセイパシフィック航空に乗ってみた
日本の玄関口、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港が揃って2019年の夏ダイヤで旅客便数(週間)で過去最高を記録したそうだ。
1週間あたりの国際線便数は以下の通り。
成田:1732便
関空:1403便
中部:408便
メルボルン⇔関空は直行便がない
こう見ると関空は成田より300便少ないだけで大差はないようだけど、直行便の選択肢はやっぱり成田にかなわない。
メルボルンと関空の間には直行便がない。
(こんなこと言ったら友達が遊びに来てくれなくなりそうだけど)これがまぁまぁ不便で、
①オーストラリア国内経由
関空直行便のあるシドニー、ケアンズ、ゴールドコーストで乗り換え
②他国経由
シンガポール、KL、ジャカルタ、バンコク、香港等で乗り換える
③東京経由
カンタスもしくはJALの東京行きで国内線乗り換え(東京から新幹線っていう手もあるけど・・・)
の三択から選ぶことになる。
③の東京乗り継ぎが良さそうに見えるけど、実は国内線に乗るために成田から羽田に移動しないといけなかったり、東京でのトランジットが8時間もあるスケジュールが提示されることもあって、東京で用事がある時以外は使い勝手が悪い。(8時間なら新幹線で帰ったほうが早いけど新幹線を使ったら安い航空券を探した意味が・・・)
香港経由のほうが便利
いち関空ユーザーとして、私は東京経由よりも香港経由をおすすめする。
キャセイで香港まで行ってしまえば、香港から関空までキャセイでアレンジするもよし、(遅延のリスクとチェックインが面倒だけど)他エアラインを使うもよし。
香港→関空便は1日14便(キャセイだけでも1日約6便)+曜日毎のフライトもあるから選択肢は豊富。
違う国へ行けるし、東京で8時間待ち(おまけに空港間の移動付き!)よりも香港でトランジット2時間待ちのほうが魅力的じゃない?
※ちなみに私は行き(メルボルン→関空)は2時間のトランジット、帰り(関空→メルボルン)は10時間のトランジットを選択。
キャセイパシフィック航空
キャセイパシフィックは香港拠点の航空会社。
JALやカンタスと同じワンワールドに加盟している。
エアラインオブザイヤー2018では総合6位(前年5位)。
ベストエアラインインアジアではJALよりも評価が高い4位。
なのにJALよりも航空運賃は安い。
そして関空行きは選択肢も多いから1時間弱の乗り換えでさっと帰ることも、長めのトランジットを選んで香港の街に繰り出すこともできる。
■エコノミークラス
- シート周り
ベストエコノミークラスでも6位のキャセイ。
今回、メルボルン⇔関西の往復で利用。
メルボルン発着は往復共に新しい機体に座席も十分な幅で文句なし。
スクリーンも大きくて画質も良い。
(香港⇔関空線はスクリーンは小さいが各シートに、長距離のメルボルン線のスクリーンは大きく高画質のものが搭載されていた。)
さすが香港拠点なだけあって香港映画の種類が多い。
香港→メルボルン線でちびまるこちゃんとクレヨンしんちゃんが見れたときはテンション上がった。
感動したのはこのカップホルダー。
いちいち折り畳みテーブルを出さなくてもジュースだけ置けるの最高・・・。
私の中ではかなり画期的だったんだけどこれって当たり前なのかな?
香港⇔関空線では感じなかったけど、香港⇔メルボルン線は往復共にかなり寒かったから、寒がりの人は上着必須。
私はアークテリクスの防寒ジャケットにブランケット2枚必要だった。
- 機内食
■メルボルン→香港(深夜便一食目)
■メルボルン→香港(二食目朝食)
■香港→関空(昼食)
■関空→香港(昼食)
■香港→メルボルン(二食目朝食)
香港⇔関空間の炭水化物のオンパレード(パスタとうどんとパン!!!とかつ丼とうどんとパン!!!)にはびっくりしたけど、料理そのものは悪くない。
キャセイお馴染みのデザートにハーゲンダッツはやっぱり嬉しいし。(メルボルン発はモーヴェンピック)
機内食や客室乗務員の対応の面ではシンガポール航空には劣るけど、機体設備で言えば今回利用した全4便全てキャセイのほうが格上に感じた。
特に長距離フライトだと新しい設備のほうがそれだけで嬉しいし快適に過ごせる気がする。
何より香港経由便の使い勝手の良さが気に入った。
これからも日本への一時帰国にはキャセイが第一候補になりそうだ。
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