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寒い冬の夜でも出かけたいメルボルンのデザートショップ

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常夏のマレーシアで汗だくになりながら食べるカリーミーと同じくらい冬に食べるアイスクリームも大好きだ。 私がアイスが欲しくなるのは大抵夜って決まってる。 夜は更に冷えるから家から一歩も出たくない。 それでも食べたくなったらもう最後、アイスしか受け付けない口になってしまう。 夜が早いメルボルンで、晩御飯の後でも駆け込める場所は貴重だ。(夜型のマレーシアとのギャップにまだ戸惑ってる。) デザートが欲しくなってからでもまだ間に合う、遅くまで開いているジェラートが食べられる場所の紹介。 Dex2rose Nitrogen Gelato & Desserts   営業は17時~23時(日曜と火曜は22時迄)の夜型ショップ。 シティのど真ん中にあるから使い勝手がいいのも最高。 私のお気に入りはCharcoal Chocolate Chip Belgian Waffles。 ジェラートもいちいち名前がかわいい。 月曜と水曜は定休日なので注意。 Pidapipó   イタリア人街ライゴンストリートにあるジェラートショップ。 週7日毎日23時まで開いているから使い勝手抜群。 冬でもモコモコのアウターを着込んでジェラートのためにたくさんの人が並んでいる超人気店。 フレーバーも行く度に新しいものが追加されていて飽きないし、タブ販売もしているから家でNetflix見ながらジェラートが食べられて最高。 Lukumades   Dark DelightとTwix Fix Queen Victoria Marketの道を挟んで向かいにあるグリーク(ギリシャ風)ドーナツの店。 毎日23時までオープンしていて、家から徒歩5分の距離でよくお世話になっている。 ウーバーイーツも取り扱っているから待ち時間を覚悟して行かないといけない。 それでも揚げたてのドーナツは絶品だし待つ価値あり。 しかもドーナツはどれも10ドルと良心的。 店舗でも食べられるけど寒さが苦手な私は家に持って帰って映画を観ながら食べる派。 今日は金曜日。 夜更かしがしたくなる。 今夜のデザートと映画はどれにしよう。

マレーシア一時帰国で忘れずに買いたい食料品

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「日本はまだ梅雨が来ないのに30度で暑い」と友達からラインが届く。 こっちは毎日日射時間が短くて洗濯物がなかなか乾いてくれない。 あー夏が恋しい。 マレーシアが恋しい。 マレーシア人も多く住むメルボルンは、比較的マレーシアのものも手に入りやすい。 それでもやっぱりびっくりするくらい高いし、買い貯めできるものは一時帰国で持って帰りたい。 1.スパイス カレーが好きで、週に1度はスパイスを使った料理をする私たち。 特にインド料理を作るときに欠かせないのがこのカラフルなスパイスたち。 カレーの定番ガラムマサラやクミンに加えて、フィッシュカリーやビリヤニ用に既に調合されたスパイスが手に入るのがマレーシアのいいところ。 10年はスパイス買わなくていいんじゃないかっていう量が100円前後で手に入るから本当マレーシア大好き。 スパイスはKマートの瓶に入れて保存。 2.ご当地カップヌードル メイドインタイランドの日清カップヌードルの「チリクラブ」と「ブラックペッパークラブ」。 ミッドバレーのイオンで一つRM4(約100円)で購入できる。 私も彼もブラックペッパー派。 チリクラブも美味しいんだけど香辛料のせいか、彼も私も食べた後にお腹が痛くなるのがちょっとあれ・・・。 3.マークアンドスペンサー そう、イギリスのM&S。 マレーシアのものじゃないけど、オーストラリアも日本もM&Sのショップないし。 このダイジェスティブクッキーがめっちゃうまかったから今度もっと買い貯めする。 これもミッドバレーで購入可能。 しかもマレーシアお得意のBUY1 FREE1!激安! 4.Teh Tarik これがないと生きていけないから私もマレーシア人に近づいてるなぁと思う。 オーストラリアにも24時間オープンのママックがあったらいいのに・・・。 カレー食べるなら飲み物はこれ。 いろんなメーカーから出ているけどいつも甘さ控えめのこのChek Hupの一択。 小袋が15袋入ってRM15(約390円)。 うちは一袋で二人分いけてしまうからコスパ最高。 5.インドミーとマギーミー 無性に食べたくなったとき用の非常食。 どっちもアジアンスーパーで購入できるけど、別に高いお金払っ

アニメで日本語を学んだ彼女

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昨日、彼の友人の紹介である人に会ってきた。 彼女の勤めている日系企業が日本人スタッフ(日本語スピーカー)を探しているらしい。 私はこれまで日系企業でしか就労したことがない。 というか意図的に日系企業を選んできた。 日系企業の現地採用といえば「安月給でこき使われる」イメージが横行しているけど、幸運なことに私はそんな経験はしてこなかった。 むしろ前職なんて超ホワイトもホワイト。 だから、ハッキリと意思表示ができるのであれば(これは日系現地採用として長期間生き残る上で本当に大事なスキルだと思う)日系企業は悪くない。 だからこれからも日系企業は選択肢の一つだ。 そんなこともあって彼女と一度会うことになった。 Bowery To Williamsburg  16 Oliver Ln, Melbourne 自然と初めは英語で話していたけど、彼女の「日本語でもいいですよ」の言葉から2週間ぶりに日本語での会話を楽しませてもらった。(日本人の知り合いが1人だけということもあって、ここでの暮らしでは日本語で会話する機会がまずない。) 彼女の流暢な日本語は日本へ留学をしたんだろうと思えるくらい自然なものだった。 「アニメが好きでアニメで日本語を勉強したの。」と彼女は教えてくれた。 アジアで日本のアニメオタクを見つけることはたやすい。 アニメから日本語を習得した日本語スピーカーにも結構な頻度で出会ってきたから彼女の言っていることにも驚きはしない。(私の彼もそんな言葉どこで習ったのと思うような言葉をアニメで覚えていたりするから本当おもしろい。) これまで一緒に仕事をしてきた留学経験のある日本語が堪能なマレーシア人たちも、日本人の私でもわからないような難しい言い回しだったりを披露してきて私が意味を教えてもらって、どっちが日本人かと思うようなシーンに出くわしてきたけど、彼女の日本語はその彼らに近いレベルだった。 アニメ好きが高じて独学でビジネスレベルまで外国語を習得してしまうんだから、彼女の熱量も、アニメのそこまで人を虜にする力も本当すごい。 (それにしても私の日本語はひどい。) 彼女はオーストラリアに来て長く、こちらの大学を卒業してPRも取得済みだ。 PRがおりるまでは就職も簡単にはいかなかったみたいだし、きっとすごく努力してきた

メルボルンで食べるウイグル料理

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日本に帰ったときに実家の自分の部屋の掃除を兼ねて本棚を漁っていたときにここぞとばかりに懐かしいCDをパソコンに取り込んでおいた。 いつも音楽と記憶はセットだ。 たまたま流れてきた懐かしい曲が、普段は思い出すことのないような小さな記憶をふいに鮮明に思い起こしてくれてハッとする。 小さいCDやMD、カセットなんかもパソコンに取り込めたら最高なんだけど。 2014年秋。 当時私は中国四川省成都を旅していた。 よく聞いていた曲はGLAYの誘惑。 「ラグメンっていう料理がめちゃくちゃうまい」 一緒にベトナムから中国へ入った旅の友人から教えてもらったのがきっかけだ。 宿に着くなり、近所にあるラグメンがある食堂へ向かった。 世間一般に言う中華料理には似つかない見た目、あんかけパスタにも見えるこの料理。 酢豚が麺に乗ってるだけ・・・?とさえ思ってしまったのに、一口食べるとはまってしまった。 これは中国で食べたラグメンではない。 当時はウイグルについても無知で、ただ「いつも食べている中華料理(四川料理)と少し違った中華料理」くらいの認識だった。 ウイグル料理はウイグル人の民族料理だ。 ウイグル人はイスラム教徒なのでウイグル料理はもちろんハラル。 その地域性や文化性もあって、スパイスのきいた中央アジア料理と共通するところもあるけど、一方で具や味付け、調理法は中国の影響を受けている。 ね、おいしそうじゃない? そんなウイグル料理を実はここメルボルンでも食べることができる。 Dolan Uyghur Food Heaven   店はこじんまりとしてテーブルもそんなに多くないけど絶えず人が入ってくる。 予約をしたほうが良さそう。 店内にはいくつかウイグルの絵が飾られている。 料理は一つ一つのボリュームがかなり大きいから大人数でいろいろオーダーしてシェアするのが良いと思う。(今回6人で6品シェアしてそれでも食べきれなかった。)   ウイグル料理はラム肉好きにはたまらない。 もちろんチキンもあるけど、やっぱり香辛料の効いたウイグル料理にはラムが合う。   特にこのラム肉のパイがお気に入り。 黒胡椒が良く効いている。 羊肉(もしくは牛)のひき肉と細かく切っ

冬の週末の過ごし方

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週末は一瞬で時間が過ぎていって気付けばまた新たな一週間が始まる。 月曜日早々、あと少しで10時というところで起きた。 ベッドから「いってらっしゃい」の声をかけたのは覚えているんだけど。 冬の朝は苦手だ。 この週末は映画を観て過ごした。 どこのカップルでも何か共通の趣味があるように、私たち二人は家で映画や海外シリーズ、アニメを観ることが好きだ。 テレビの向かいにあるソファの上で一番暖かいKLIPPANの羊毛ブランケットに包まれば冬の寒さだって怖くないし、手を伸ばせばティーテーブルの上には暖かい紅茶とお菓子が準備されている。 年々パーティとかそういった類のものから離れたくなっている私にはベストな環境だ。 新しい映画もいいけどブランケットに包まりながら二巡三巡して観る映画はいい。 10年前に見たときと同じように新鮮に見れるものもあれば違う視点で物事を捉えていたり、何かを思い出したり映画の中に出てきたものを食べるためにどこかへ行きたくなったり。 Sex And The Cityの彼女たちの友情やキャリーのヘアスタイルとファッションは10年経った今でも羨ましくてキラキラ眩しい。 サマンサのクレイジーだけど友情に熱くてハッキリ言葉で伝えてくれるところとか本当最高だなって、31歳になって気付いた。 シーズン1でサマンサが40手前、他の3人が32歳。 2019年の私はまだSATCのシーズン1のキャリーの年齢にも到達してないんだもん。 30歳はああだこうだと言われても、自分の好きなことに熱量注いでたら人生楽しい、そんなもん。 キャリアや結婚に焦る周りの30代女子の友人たちに、SATCを見直すことを強くおすすめするつもり。 (不仲でSATC3が叶わなかったのも女子のリアルを感じるわー。) そんな女子(にしか)ウケな(さそうな)映画を一緒に楽しんでくれる彼と土曜日の朝ある映画に感化されたシリーズを観た後、どうしてもあれが食べたくて近所のカフェへ行ってきた。 映画の食べ物ってなんであんなに美味しそうなんだろう。 Queensberry Pour House   210 Queensberry St, Carlton VIC 3053 店内20席程のこじんま

南半球の生活に戻って。

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メルボルンに戻ってきて4日目。 今回は実家からメルボルンの家までのドア to ドアで24時間もかかる大移動だった。 あのひどかった肩凝りや全身疲労も、ちゃんとしたベッドで2日寝たら全快してどこへやら。 通常運転再開だ。 今日は洗濯から始まり、荷物の片づけにパソコンで軽く仕事をしながら職務経歴書をいじっていたら、もうこんな時間だ。 今夜はローストポークとトマトパスタの予定。 一昨日、彼と私の大好きな映画「EAT PRAY LOVE」を見てから二人で欲していたSpaghetti all'amatricana(スパゲッティアマトリチャーナ)に完全に影響されている。 約2か月ぶりのメルボルンはすっかり冬。 日本はこれから夏に向かっていくいい季節だったのに。 南半球の6月はまぁ寒い。 5年ぶりの冬の生活は少し楽しみだけど日は短いし出不精に磨きがかかるし、なんだかんだやっぱり夏派。 それでも肌寒い日に一緒に食べる熱々のフィッシュアンドチップスは最高だ。 実はメルボルンに戻ってくる直前の関空でいろんなことがうまくいかなくて、センチメンタルだったところにイライラが重なった結果、出てきた言葉が「メルボルンに帰りたくない!オーストラリアなんて嫌いだ!」だった。 出国前に泣くなんて、きっとマレーシアで働くことになって日本を出発したあの日以来だ。 本当にメルボルンに帰りたくないわけじゃないのに言葉にしてしまうことでオーストラリアで生きる自信がまた少し減ってしまった気がする。 オーストラリアに来て半年。 実はこの国にまだあまり馴染めずにいる。 この半年、自分から距離をとって自分の殻にこもりすぎたかも。 ちょっと高いけど、メルボルンの美味しいごはんとコーヒーは私を幸せにしてくれるし、大好きな料理する時間もデザートを食べたり暖かい紅茶を飲みながら映画を見る何でもない夜の時間も、二人ならこんなに満たされるんだと気付いたのもメルボルン。 彼がもうすぐ帰ってくる。 今夜はローストポークとシンプルなトマトパスタ。 一日で一番好きな晩御飯の時間。