JALで大阪・伊丹からメルボルンへ(JL773便)


一時帰国の復路は往路同様、日本航空(JAL)を利用した。
往路は、メルボルン→成田→大阪・関西だったが、復路は関空からではなく大阪・伊丹発だった。


※これまでに利用した航空会社

アシアナ航空
エアアジア
エアタヒチヌイ
エヴァー航空
ジェットスター
タイガーエア
バティックエア
ピーチ
ファイヤーフライ
マレーシア航空
ライアンエア
ライオンエア
全日空
中国東方航空
中国南方航空
TAPポルトガル航空



JAL(日本航空)

日本で最も長い国内線及び国際線の歴史を持つJAL。
2019年12月現在の就航路線数は、計182路線(国内線126、国際線56)。
コードシェアも含むと国内線、国際線合わせて834路線になる。
カンタス航空やキャセイパシフィックと同じワンワールドに加盟している。

オーストラリアではシドニーとメルボルンの2都市に就航。
メルボルン・成田線は毎日運航、約10時間のフライトとなっている。
残念ながらメルボルン⇔関空路線の直行便はないので、JALを使う場合は成田経由になってしまう。

ワールドベストエアライン2019では11位にランクイン。
これはカンタス航空(8位)よりも低い位置づけだけど、ワールドベストエコノミークラスでは堂々の世界第1位。
そんなベストエコノミークラスを10時間思う存分堪能できるのがメルボルン・成田線だ。

  • エコノミーでも受託荷物は最大46キロ

JALエコノミーを選ぶ最大のメリット。
それは間違いなく受託荷物が、一人2点まで(各23キロまで)合計46キロという上限までかなり余裕があること。
特に重さのある米や醤油なんかの液体調味料を持って帰ろうとするとそれだけでかなりの重量になるので一人46キロという上限は本当に便利。
二人でJALを使えば92キロまで預けられるわけだし、復路だけJALを使うのもありなのかもしれない。

  • 大阪・伊丹→成田線(JL3004便)
往路はコードシェア便ということで、ジェットスターの機体・運航だったけど、復路はJAL便で大阪・伊丹から成田へ向かった。
予定では8時00分伊丹発、9時15分成田着だったが、この日は少し遅れて8時20分に伊丹を出発したものの、成田には9時23分に着いたので大幅な遅れはなかった。

  • 伊丹空港

伊丹空港を使うのは大学時代に使った以来だから、かれこれ10年ぶり。
8時00分伊丹発の国内線だからそこまで焦らなくてもよかったんだけど、大荷物だったので新大阪から空港バスを使うことにした。
新大阪発の伊丹空港行空港バスの始発は6時10分。
人数が揃えば予定出発時刻よりも早く出発することもあると聞いたので余裕を持って5時45分頃から待っていたけどそれで正解だった。
利用者のほとんどがサラリーマンで、平日だったけど6時過ぎにはかなりの列になっていた。

伊丹ではJALとANAでターミナルが分かれている。
国際線乗り継ぎ専用カウンターで荷物を預けて保安検査へと進む。
最近、伊丹で保安検査ミスが続いていたニュースを読んでいたのでどんな感じかと思っていたけど、確かに関空よりはスタッフも若い印象だった。

今年のオリンピック開催に向けて伊丹もリニューアル中のようで、簡素だけど新しさを感じる空港。
搭乗ゲート横に外を見ながらくつろげる椅子が設置されているのが個人的にはすごくよかった。
プラスチック製なので長時間は身体が痛くなりそうだけど長居をする空港ではないから問題ないし、充電がUSBケーブルだけでいけるのも日本のコンセントに対応しづらい海外在住者としては嬉しい。



  • 機体
この便は国際線仕様で、機体はB787-8。
この後に乗る、成田・メルボルン線と同じ機体だ。
エコノミーは2-4-2の横8席配列。
通常国内線では無料で使えるはずのwi-fiが国際線仕様のため利用することができない。




 


  • やっぱり成田でのトランジットは好きじゃない
往路のように、自力でターミナル間の荷物の移動をしなくてはいけない手間はなかったものの、同じ第2ターミナル内でも国内線から国際線の乗り継ぎだけで結構な移動をしなくてはいけなかった。
国内線到着ロビー内(2階)の隣にある「国際線乗り継ぎ専用エリア」は利用できる時間、便が決まっているようで、搭乗券を見せると「メルボルンは3階国際線ターミナルです」と言われるがままエスカレーターにン乗ると、通常のチェックインカウンターがずらっと並ぶ出発手続きエリアに出た。
乗り継ぎといっても、通常の保安検査、出国審査を受けることになるので、本当面倒くさいしもう成田はいいわ・・・と思ってしまう。
それから、これは成田に限ったことじゃないけれど、基本的に日本国内にあるプライオリティパス PriorityPass で使えるラウンジが残念すぎる。
それならやっぱり、同じトランジットならキャセイパシフィックを利用して、関空便が多く就航する香港乗り換えのほうがはるかに楽だと思うし、香港にはアメックスでセンチュリオンラウンジを使うほうがストレスが少ないように思うから、やっぱりメルボルン⇔関空便はキャセイを推したい。(キャセイで一時帰国したときの記事はここから


  • 成田→メルボルン線(JL773便)

予定出発時刻から31分遅れた11時21分に成田を出発。

  • 座席周り

機体はこの日2度目のボーイング787-8型機。
「新・間隔エコノミー」と打ち出している通り
・3-3-3の横9席配列が主流の中、この機体は2-4-2の横8席配列
・現行座席幅+5cmのゆったりとした座席幅
とかなりゆとりのある座席設計になっている。
実際座ってみても前後、左右共に通常よりも広々しているように感じる。

ピークシーズンを終えて航空業界もひと段落といった頃なのか、この日(1月16日)は満席とはいかず、エコノミーはぽつぽつと空席があったので8~9割の搭乗率といったところ。
なので、今回は途中で2席空席のシートへ移動し横になることができた。

機内エンターテイメントは12月から特にアップデートはされていないようだったけど、最新映画に加え、日本の映画やドラマ、それにテレビ番組やアニメが豊富に揃っていて、10時間のフライトでも十分時間を潰すことができた。






  • 機内食

復路10時間のフライトで提供された食事は、昼食と夕食の二回。
往路はあまりぱっとしなかった機内食も、日本発便は若手シェフが監修した機内食ということで少し期待。

 【昼食】

離陸から1時間半後の13時前に昼食が提供された。

メニューは
・牛肉と野菜の旨煮ごはん添え
・イエローチキンカレーアジアンスタイル
の二種類。
せっかくなので和食をお願いした。

共通の副菜三種は右から、
・ツナとチーズのおからサラダ
・蒸し鶏のミモザ風
・たたき牛蒡のすりおろしリンゴ和え

デザートはJAL限定のハーゲンダッツ・ミルククラシック。









【夕食】

機内食2回目は着陸の約2時間前に提供された。
メニューは一種類でDEAN & DELUCAとのコラボレーションメニュー「チキンオーバーライス」。
コールスローとケイジャンチキンをターメリックバターライスの上に乗せて頂く。
デザートはコーヒーゼリー。
個人的に夕食のほうが好きだったから、少しボリュームのあるサイズで提供してほしかった・・・。





定刻通り、23時00分にメルボルンに着陸。
ピーク時は過ぎているはずだけど、手荷物や税関の長蛇の列に時間がかかってようやく外に出ることができたのが23時50分だった。

成田での面倒くささを除けばJAL便は快適だし、今後も使いたいんだけど。
毎日とは言わないからメルボルン・関空線も運航してくれないかなぁ。


コメント

このブログの人気の投稿

オーストラリアのスーパーで購入する箱アイス マイベスト6

実際に購入した、私が欲しいオーストラリア土産

コストコオーストラリアのカロリー高めのお気に入りアイテムと失敗アイテム