JALの世界1位のエコノミークラスに乗ってみた(一時帰国)

先週から半年ぶりの一時帰国で日本に戻っている。
今回は日本航空(JAL)を使っての帰国。
マレーシアに住んでいた時から関空への直行便がないこともあって7~8年越しのJAL便だ。

一時帰国の日程を決めたのは10月末頃。
年末年始の航空券を探すにはちょっと出遅れてしまったこの時期に、1週間スカイスキャナーに張り付いて見つけた航空券がこのJAL便だった。
もちろんLCCを使えば安くで済むけど、さすがに10時間の長距離移動はFSC(フルサービスキャリア)を使いたい。
欲を言えば、マイルを貯めているシンガポール航空やキャセイパシフィックがよかったけれど、久しぶりのJALフライトはすごく新鮮で快適だった。


※これまでに利用した航空会社

アシアナ航空
エアアジア
エアタヒチヌイ
エヴァー航空
ジェットスター
バティックエア
ピーチ
ファイヤーフライ
マレーシア航空
ライアンエア
ライオンエア
日本航空
全日空
中国東方航空
中国南方航空
TAPポルトガル航空


JAL(日本航空)

日本で最も長い国内線及び国際線の歴史を持つJAL。
2019年12月現在の就航路線数は、計182路線(国内線126、国際線56)。
コードシェアも含むと国内線、国際線合わせて834路線になる。
カンタス航空やキャセイパシフィックと同じワンワールドに加盟している。

オーストラリアではシドニーとメルボルンの2都市に就航。
メルボルン・成田線は毎日運航、約10時間のフライトとなっている。
残念ながらメルボルン⇔関空路線の直行便はないので、JALを使う場合は成田経由になってしまう。

ワールドベストエアライン2019では11位にランクイン。
これはカンタス航空(8位)よりも低い位置づけだけど、ワールドベストエコノミークラスでは堂々の世界第1位。
そんなベストエコノミークラスを10時間思う存分堪能して帰ってきた。

  • メルボルン→成田線(JL774便)

予定出発時刻から18分遅れて01時03分にメルボルンを出発。
成田着陸は定刻よりも10分早い8時30分。
周囲を見渡しただけだがこの日は満席だったと思う。

  • 座席周り

機体はボーイング787-8型機。
「新・間隔エコノミー」と打ち出している通り
・3-3-3の横9席配列が主流の中、この機体は2-4-2の横8席配列
・現行座席幅+5cmのゆったりとした座席幅
とかなりゆとりのある座席設計になっている。

実際座ってみても前後、左右共に通常のフライトより広々している。
10時間のフライトということでビジネスクラスへのアップグレードも考えたけど、この座席ならエコノミーでも問題ない。

機内は冷房が効きすぎることもなく暖かい温度設定なのも日本らしいなぁという印象を受けた。(冷え性の私にとってはすごく快適だった。)



156センチの私には足元の広さは十分すぎるくらい。

機内エンターテイメントでは最新映画はもちろんのこと、日本の映画やドラマ、それにテレビ番組やアニメが豊富に揃っていて、10時間のフライトでも十分時間を潰すことができた。
音楽も胸熱な90年代、2000年代の邦楽が揃っていたり、嵐5人がトークしながら音楽を聴けるラジオ番組風のチャンネルなんかもあったりして、一人でもかなり楽しかった。
あと、スクリーンで漫画が読めるのは初めての経験でちょっと感動した。



  • 機内食

10時間のフライトで提供された食事は、離陸後の軽食と朝食の二回。
機内食は期待していた分、なんだかあまりぱっとしなかったんだけど(期待しすぎ?)、それでも食事の前の温かいおしぼりは嬉しいサービス。

 【深夜 軽食】



離陸後、30分程して深夜の軽食としてスナックセットが提供された。
ティムタム、ポップコーン、チーズとクラッカー(カンタスと同じもの)とペットボトルの水が入っていた。
好きな時につまめるのはいいけど、深夜とは言えこれがFSCの軽食・・・。
ラウンジでホットドッグをつまんでおいてよかった。
このスナックセットと同じタイミングで、離陸後のドリンクサービスがあった。
一緒に配られる亀田のミックスあられが良い。好き。


【朝食】


朝食はメニューをその場で渡され、2種類(コンチネンタル・和食)から選ぶスタイル。
3色そぼろごはんに惹かれて和食にしたけど、やっぱり和食は日本発便のほうが美味しいよね。
今回、味噌汁サービスもなかったしJALとは言え、サービスにむらがあるのかな・・・?
冷たいお茶をお願いすると綾鷹を貰えるのはめっちゃ最高なんだけど。

和食をお願いしたけど間違ってコンチネンタルが提供されたので一応それの写真も載せておく。

  • エコノミーでも受託荷物は最大46キロ

JALエコノミーを選ぶ最大のメリット。
それは間違いなく受託荷物が、一人2点まで(各23キロまで)合計46キロという上限までかなり余裕があること。
特に重さのある米や醤油なんかの液体調味料を持って帰ろうとするとそれだけでかなりの重量になるので一人46キロという上限は本当に便利。
二人でJALを使えば92キロまで預けられるわけだし、復路だけJALを使うのもありなのかもしれない。


ざっと見た限り、このフライトの客室乗務員は全員が日本人だった。
JALでは何もかも日本語で対応されるので、日本に着く前から日本に戻ったような感覚になる。
良くも悪くも日本色が色濃いのがJALの特徴だろう。



  • 成田→関空線(JL6003/GK205便)
成田での国際線乗り継ぎのための国内線強化のため、JALはジェットスターとコードシェア(共同運航)を行っている。
なので、今回利用したGK205便(JL6003便)はジェットスターとのコードシェア便だった。(この便はJALに加え、アメリカン航空、カンタス航空ともコードシェア。)

予定では11時35分成田発、13時25分関西着だったが、この日は約30分遅れて12時03分に関空へ向けて成田を出発。(座席についた瞬間寝落ちしたので遅延理由は不明。)
関西空港には13時33分に着いたので到着はほぼ定刻通りだ。


座席は3-3でほぼ満席だったが私の隣は空席だったこと、それにチェックイン時に「非常口であれば他の席よりも足元が広い」と声を掛けてもらえたのでその席を選択したこともあって、JAL搭乗後のジェットスター便とはいえ、かなり広々としたスペースを使うことができて快適な1時間半だった。

身長156センチの私は思いっきり足を伸ばしても前の座席にぶつからないくらい広々とした足元。

  • 成田でのトランジットはあまりおすすめしない
成田での乗り換えに限ったことではないが、国際線で日本へ入国後、国内線へ乗り換えをする場合、日本の法律上スルーチェックインができないようになっている。
なので、ターミナル2で入国審査を受けた後、受託荷物を受け取り、自力でターミナル3まで荷物を運ばなければいけないという手間があった。(大きなスーツケース2個に手荷物にはプレゼントの割れ物のティーセットを抱えて帰ってきたから辛かった・・・。)
成田を利用するのは初めてだし、メルボルンのJALチェックインカウンターで知らされるまで日本でのトランジットがこんなに面倒くさいなんて知らなかった・・・。

※スルーチェックインができないだけで、荷物に関してはJALの規定通り、エコノミークラス預け荷物は23キロが2点と変更はない。

今回、成田到着から関空到着までかかった時間は約5時間。
それにそこからまだ電車かバスに乗らなきゃいけないわけで。
それにいちいち入国して自力で荷物を運ぶ労力を考えると成田便はあまりメリットがないように感じた。
同じトランジットなら関空便が多く就航するキャセイパシフィックで香港乗り換えのほうがはるかに楽だったし、やっぱりメルボルン⇔関空便は私はキャセイを推したい。(キャセイで一時帰国したときの記事はここから


コメント

このブログの人気の投稿

オーストラリアのスーパーで購入する箱アイス マイベスト6

実際に購入した、私が欲しいオーストラリア土産

コストコオーストラリアのカロリー高めのお気に入りアイテムと失敗アイテム