最近の私のメルボルンでの暮らし7
コロナウイルスロックダウン日記第7回。
10月18日(日)
ビクトリア州のロックダウン規制緩和が発表された。
実はその2日前に「メルボルンのロックダウンから100日記念日」なんてSNS投稿を見かけて、何とも言えない気持ちになったんだけど。
ついにこの日がやってきた。
数日前から、ビクトリア州内の新規感染者が連日1人とか4人とか、そんな数字が続いていて、「新規感染者の平均値が5人以下」という規制緩和の条件にかなり近づいている状況ではあったけれど、期待はあまりせず、ニュートラルに気持ちを持っていくようにしていた。
がっかりしたくなかったし。
それでも、発表前日のご近所さんたちとの立ち話の中で、「明日は絶対に何かしら良いニュースがあるはずだから!このバカげた移動制限も明日で終わりよ!」なんてオージー姉さんたちが自信満々に言うもんだから、期待が少し膨らんだ。
そして、期待が現実になった。
ついこの間まで「10kmでも嬉しい!」って話していたのに、昨日からこれまでの5kmから25kmという長距離移動が時間・回数問わずできるようになった。
規制緩和の発表後は「月曜日はどこへ行くか」の話題で持ち切り。
お隣さんのオージー一家はシティのお気に入りのインドネシア料理レストランに行くんだって土曜日から張り切っていたし、数軒先に住むマレーシア人の女の子とは、毎度のことながらどこのマレーシア料理屋へ行くかの話題でかなり盛り上がった。
規制緩和初日の夕飯にと、我が家が向かったのはBrunswick。
久しぶりの遠出で、なんだか旅行者のような気分になった。
ずっと食べたかった「Very Good Falafel」でFalafel Pitaを購入。
やっぱりここのファラフェルは他と比べ物にならないくらい美味しい。
出掛けられるようになったら絶対ここ、と決めていたレストランが月曜休みで、プランBとして選んだ先だったけど大満足。
このボリューム。サイズアップした?
ほんの数日前まで、「行きたい店も食べたいものもない」とブーブー文句を言っていたのに、今は25キロ圏内だと選びたい放題で迷って決められない。
何とも嬉しい悩み。
少しずつではあるけれど、日常に当たり前が戻りつつある。
どうかこのまま自由が続きますように。
※これまでの私のコロナ・ロックダウン日記
コメント
コメントを投稿