フワフワのピタが絶品 私のお気に入りユロスショップ



絶賛ロックダウン継続中のメルボルン。
移動制限でお気に入りのレストランへ足が運べず、毎日の食事、特にテイクアウト先がマンネリ化しがちだ。
献立に悩んでいるのはどこの家も同じようで、ご近所さんたちと顔を合わせる度に献立や美味しいお店情報の交換は欠かせない。
食べることが大好きなマレーシアでは「Sudah Makan?(スダマカン、もう食べた?)」があいさつ代わりの合言葉だったけれど、ここオーストラリアでも似たような感じ。
「今日の夕飯は何にする?」

The Brotherhood Yiros & Grill


いつもと違うものが食べたかったこの日、お隣さんが最近ハマっているというユロス屋(ギリシャ料理)へ向かった。

メルボルンにはギリシャ系移民が多く住んでいることもあってギリシャ料理を提供する店が少なくない。

白豪主義だったオーストラリアが第二次大戦後に生き残りをかけ、非英国系のヨーロッパ諸国から大規模な移民や避難民を受け入れるようになる。
その時の移民元の国のひとつがギリシャというわけだ。

シティに住んでいた頃はよく足を運んでいたギリシャ料理レストランも、そういえば新居へ引っ越してからは全然食べてなかったかも。

お隣さんイチオシの店「The Brotherhood Yiros 」はSeddonにある。
目立つ看板もないし、メインの通りから小道に入らないと見落としそうな、住宅地の一角にある小さな店。

目印はこのストリートアート。

本来は店内や道端で飲食できるスペースがあるのかもしれないけれど、ロックダウン真っ只中の今はドアの小窓から中のスタッフとやり取りをするスタイル。

15時という微妙な時間に行ったからか、「ちょっと待ってられる?熱々作るから~!」と出来立てにありつくことができた。

  • メニュー

メニューは大きく分けて5種類。

1.YIROS WRAPS(8~14.9ドル)
2.OPEN SOUV(15~17ドル)
3.MEAL PACK(30~57ドル)
4.SIDES 
5.DESSERT

それぞれ、肉はチキン、ラム、ミックスの3タイプから選ぶことができる。

YIROS(ユロス)はギリシャのファストフードだ。
ケバブっぽい見た目だけど、ケバブじゃない。

柔らかくて厚みのあるフワフワなピタ、それにTzatziki(ザジキ)と呼ばれる、ヨーグルトベースのディップソースが使われているのが特徴で、そこにSouv / Souvlaki(スヴラキ、串焼き肉)と野菜、フライドポテトを一緒に巻いたものがユロスという料理になる。

  • The Open Souv / Mix (16ドル)


私たちが頼んだのは、オープンタイプのユロス。
受け取ったときに重量感があるのは感じていたけど、開けてみるとそのボリュームに驚いた。
ラムとチキンのスヴラキ、レタスとトマトのサラダ、ピタとザジキ、それにこれでもかと盛られたチップスは、2人でシェアしても満腹感を感じる量。

ちなみに、オープンでもラップでも内容は変わらない。
個人的にガッツリ食べたいときはラップ、シェアするならオープン派。

1人前でこのボリューム!


個人的に気に入ったのは、ピタとホームメイドのザジキ。
ピタは厚みがあってフカフカで、単体で食べても美味しい。
今度行ったら、追加で頼んで我が家の冷凍庫にストックしておこうと思っているくらい好き。
ザジキソースはさっぱりして濃い目のスヴラキと相性抜群。
肉はラムが好みだった。
ザジキを付けて食べるからかポテトは強めの味付けがされている。
塩辛いのが好きじゃない人は薄めで注文するといいかもしれない。
(ちなみにポテトの揚げ加減は抜群。カリカリ具合が最高。)


一人前でこのボリュームなら2人用、それに3~4人用のディナーパックはどんなサイズ感なのか気になるところ。
フェタ&オレガノの乗ったチップスも、Spanacopita(スピナッチ&チーズ)とTiropita(チーズ)と呼ばれるパイも食べてみたいし、デザートメニューにもそそられるし、これから頻繁に通うことになりそう。

営業は、月・火曜を除く週5日。
12~20時まで(金・土は21時まで)営業していて、ランチとディナーの間の微妙な時間でも大丈夫な、使い勝手の良い店。

お気に入りの店がまた一つ増えた。


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