ハネムーンよりは家族向き、デナラウ老舗ホテルシェラトンフィジーリゾート

今回のフィジー旅行では本島デナラウとトコリキ島の2島に滞在した。

フィジーのマリオット・ボンヴォイホテルは
・Sheraton Resort ＆Spa Tokoriki Island　シェラトントコリキ　（トコリキ島）
・Fiji Marriott Resort Momi Bay　フィジーマリオットリゾートモミベイ　（ナンディ）
・Sheraton Fiji Resort　シェラトンフィジーリゾート（デナラウ）
・Sheraton Denarau Villas　シェラトンデナラウヴィラ　（デナラウ）
・The Westin Denarau Island Resort & Spa　ウェスティンアイランドリゾート＆スパ（デナラウ）
の5軒。
そのうちの2軒に宿泊したが、まずはフィジー旅行のベースとなるデナラウにあるシェラトンフィジーリゾートについてまとめておきたい。

Sheraton Fiji Resort　シェラトン・フィジー・リゾート

• ホテル概要

ボンヴォイの中でカテゴリー5に分類されるシェラトンフィジーリゾートはデナラウの老舗ホテルだ。
2008年にリノベーションが行われ、施設は新しくはないがよく手入れがされているので古さが気になることもない。
チェックイン時にはウェルカムドリンクとしてスパークリングワインが提供されたり、マネージャーがわざわざ挨拶をしに来てくれたりした。

隣接するシェラトンヴィラズ、ウェスティンは姉妹リゾートということで施設を相互利用できるようになっている。
ホテル間の移動はホテルのバギー（カート）送迎を利用することになる。
もちろん徒歩でもアクセスは可能だ。

• アクセス

空港⇔デナラウ間の移動手段やタクシー事情については前回の記事にまとめておいたので気になる人は参考にしてほしい。

・空港～ホテル
タクシーで30フィジードル（約1470円）

・デナラウ港～ホテル
Bula Bus（デナラウ巡回バス）の1日乗車券（8フィジードル）もしくは4日券（24ドル）を購入すれば、デナラウ港と各ホテルの移動が便利になる。
乗り降りし放題だが1日に何度も往復することがなければ購入する必要もない。
徒歩20分の距離なので荷物がなければ徒歩もありだ。
昼は暑いので水を忘れずに持っていったほうがいい。
夜は風が肌寒いくらいに感じることもあるので徒歩移動も楽しめるだろう。

• 部屋

部屋は十分広く清潔。
ベッドも寝心地がよかった。
夜は必要ない気温だったが、日中必須のクーラーもよく効いていた。
各部屋には十分な広さのテラスも備わっているが蚊が怖くて開けてない。
部屋に備え付けのペットボトルはフォトジェニックで有名なフィジーウォーター。
「足りなかったら100本でも持ってくるから気軽に電話してね」の言葉通り、翌日追加で多めに欲しいことを伝えると6本セットがどーんと置かれていた。







バスルームもシンプルで清潔に保たれている。
バスタブはないけどシャワーからは熱いお湯が出てくるのも日本人としては嬉しい。
アメニティはシェラトンと言えばの白黒のいつものあれではなくてフィジー版パッケージがかわいい。





チェックイン後、部屋にスタッフがウェルカムギフトを持ってきてくれた。
2種類の石鹸のセット。
カテゴリー上位のホテルではおなじみの手書きの手紙もついていた。
こういうちょっとしたサービスもやっぱり嬉しいもの。

• 食事

今回ホテルでとった食事は朝食のみ。
フィジーの朝は早い。
フィジー旅行中、早起きになったのは私たちだけじゃないみたい。
8時半頃にはテーブルも埋まってきていた。
と言っても私たちが滞在した9月半ばはそこまで旅行者も多くはなかったのでひどい混雑は全く感じなかった。
ホテル内の朝食会場は二か所ある。

・Feast Restaurant
メインの朝食会場。
朝食の種類は豊富でウェスタンからアジアン、ローカルまでどれも美味しい。
何と言ってもイチオシは注文してから作ってくれるフレッシュフルーツジュースコーナー。
マンゴーを除く果物全てから自分の好きなものを選んだらその場でジュースにしてくれるんだけどこれが朝にぴったり。
美味しすぎて2回もおかわりしてしまった。



















・Vai Restaurant & Bar
もう一つの朝食会場は大人限定。
大人専用プールの隣にあるダイニングバーが会場になる。
こちらはメインの朝食会場に比べると規模は小さいが静かでビーチのすぐそばで南国感があって雰囲気もいい。
品数はFeastに比べると少ないけど。
夜は雰囲気の良いバーダイニングに様変わりする。

名前が気になった「Brasilian Baked Banana」。ただ焼いたバナナだった。

ホテル内でディナーを食べるなら「Ports O'Call」が気になる。
滞在最終夜、外でディナーを済ませた後に気づいたから行けてないんだけど。
実はフィジーを代表する高級レストランの一つだそう。
ドレスコードが徹底されたファインダイニングで事前予約必須とのこと。
気付いたのが遅すぎた・・・残念・・・。

• 施設

デナラウは元々ナンディ川河口を埋め立てて造られたリゾートアイランドなので海の透明度はいまひとつ。
もちろんビーチもあるがイメージするフィジーのそれではないので、ナンディではビーチよりもプールがメイン。
このホテルの写真にもよく使われるこのプールを中心に右手に大人専用プール、左手に子供専用プールがそれぞれ備わっている。
プールサイドに寝そべっていたらスイカやココナッツジュースを持ってきてくれたり、ゴールド会員だったからなのかわからないけど嬉しいサービス。










大人専用プール。



デナラウは散策するようなところはほとんどないので基本的には1日のほとんどをホテル内で過ごすことになる。
なのでホテル内でも日替わりで朝から夕方まで様々な無料アクティビティが準備されていて、ビーチスポーツやヨガに参加することができる。
私たちはバドミントンにココナッツテイスティングに参加した。
ビリヤード台もあるからビリヤード好きの私たちはそれだけでテンション上がってしまう。
子供専用プールもさることながらナニーが付いて行われるキッズ用アクティビティも豊富で家族連れには嬉しいキッズフレンドリーなホテルでもある。






ココナッツテイスティング。

ホテル内には免税店や土産物屋なんかもあってホテルで完結してしまう。
値段はデナラウ港の土産物屋と比べたわけじゃないからよくわからないけど種類は豊富。
定番土産のブラコーヒーやフィジーのチョコレート「フィジアナカカオ」、石鹸やココナッツオイル、木製民芸品なんかも揃っている。


免税店。








長い間バックパックを背負ってないけど世界を旅した私のバックパックに縫い付けたいフィジーフラッグのワッペン。

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ホテル内屋外にもお土産屋が。

2泊のみの滞在だったが、この期間、滞在者の大多数はオーストラリア人の家族連れ。
時期的なことなのかもしれないが、ホテル内でアジア人は私たちを含めかなりの少数で日本人は一切見かけることがなかった。（念のため、日本人スタッフは常駐していない。）
フィジー全体に言えるがこのホテルもキッズフレンドリー。
シェラトンフィジーリゾートはハネムーンよりも家族やグループでの利用向きだろう。
同じシェラトンであればトコリキ島はほとんどの部屋がカップル向けということで、ハネムーン利用であればそちらがおすすめ。