国境の街ダム

ついに、ここまでやってきてしまった。
ここはネパールとの国境に隣接するダム(Zhang Mu)(←ジャンムとも呼ぶらしい)
標高は2350メートルと一気に下がったので意識して呼吸する必要もなくなり、身体的負担もない。



















ダムで一番安い宿と言われ連れてこられたのがここSherpa Hotel
4ベッドのみが設置されたシンプルな部屋。
(他の部屋をチラ見したけど、たぶんこの部屋が最低ランク。)


2つある窓のうちカーテンがあるのはひとつ。
カーテンがないほうは窓がきっちり閉まらないので隙間風が入ってくる。
けれど、前日のベースキャンプのことを思うとガマンできる寒さ。確実に強くなっている。
布団もまぁたぶん大丈夫。
宿泊していた部屋を出たすぐのところに置いてあったマットレスはくっそ汚かったけど。
南京虫の恐怖がよみがえったけれど、誰も被害にあわなかったのでたぶん大丈夫だ。

トイレはバケツ式と水洗の共有のものを使用(ニーハオトイレでない)。
シャワーも共有。
ホテルのスタッフはホットシャワーと自信満々に言っていたが、ぬるい水だったので2日連続シャワーは諦めることにした。


チベットは乾燥しているから2日シャワーがなくても意外と平気だけれど、やっぱりネパールへ行ったら熱いシャワーを浴びたい。

Wifiは部屋では弱いけれど(5階か6階だった)ロビーでなら使用可能。



窓からの景色はキレイだけれど、夜はずっと騒がしかった。



バルコニーからはダムの街を一望できて、ここからの眺めが好きだった。
夜はここで星空を眺めた。
流れ星も流れていたけれど、果たして欲張りな私の願いは叶えられるのだろうか。


長いようで短かったチベットの旅も明日で終わる。
達成感と同時に寂しい気持ちも沸いてくる。
またチベットに来ることはできるのだろうか。
そんなことを思いながら、また、ここまで無事に全員が辿り着けた喜びとネパールへの期待を感じながらダムの街を散策する。



山間にあるこの街は所狭しと建物が建ち並んでいる。
無理矢理街を作ったのか。
人通りは少なく、長居はしたくないところ。
きっとローカル居住区に行けば印象は違ったと思うけれど、もうなんか疲れてて歩き回りたくなかった。

チベット最後の晩餐はチベタンのお店へ行くことにした。



おじさんが食べてるのがあまりにおいしそうだったので、指さしオーダー。チベタン風ラグ麺とでも呼ぼうか。
辛いけど具だくさんでおいしかった。


明日はいよいよチベットからネパールへ国境越えをする。
流れ星も見えたしきっとうまくいくはず。

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