チベット鉄道2泊3日の旅~前篇~

【チベット鉄道初日】

既に日も落ちて暗くなった19:30。
結構な日数滞在した宿、シムズを出発して成都駅へ。



ついにチベットへの旅が始まった。
興奮する自分のテンションを保とうとするけどにやけてしまう。



まずは駅の入口でチケットとパスポートのチェック。
荷物検査とボディチェックも。



そこから右手へ進みトイレを突っ切ると、そこはチベット鉄道へのプラットフォームへの入場待ちの列に続きます。





これが憧れていたチベット鉄道!!!!
ついに乗車です!!!!



発車後に車掌さんが回ってきて、切符、パスポート、許可証の再チェック。
そして、切符を回収されてこんな変なカードと交換。



下車時にまたカードと切符を交換するんですけどね。
よくわからんシステムや。


そしてこちらが私たちの寝床であり生活の場。
ローカルのおばちゃん2人と私たち日本人2人で一部屋を共有。
思ったよりキレイだし、これは快適な旅になりそう



3日間過ごすことも考えて、少し値段はしますが、ハードスリーパーの下段をチョイス。



鉄道での長距離移動はベトナム、ミャンマー、スリランカに続いて4か国目。
チベット鉄道が最長。

寝返りはうてない狭さだけど、シーツも布団も清潔。
ぐっすり寝ることができました。

【チベット鉄道2日目】

シムズ出発前にスタッフEvanがくれたクッキーと黒糖ケーキで朝ごはん。



お腹がすいていなくても、高山病予防のために栄養補給。



窓から見える景色は茶色ばかり。
ずっと同じ景色が続くから、やっぱり中国はスケールが違う。







田んぼが広がって、山以外は日本の田舎みたいな景色。
むむむ、若干飽きてきた。。


と思っていたら、トンネルを抜けるといきなり工場地帯へ突入。



天然ガスの産地だったりするのでしょうか。
 



 


遠くの山の頂上付近が白くなっているのが見えると、なんとなくチベットに近づいてきた感じがします。
 ここから標高はかなり上がってきたみたいです。
気圧で袋もパンパン。



そして日没。



日本で生活していたときは夕日を見る余裕も、見たいと思う気持ちもなかったのに、旅中は夕日を眺める機会が増えて、その時間が大好きだ。 
世界最高峰、最長距離を走る青蔵鉄道から、夕日が地平線に消えていくのをただただ眺めていた。
 2日目の夜ともなるとかなり標高も上がってきている上に空気も澄んでいて光もないので、夜は満天の星空を見ることができた。 
同じ地球に東アジアに住んでいるのにこんなにも見える景色が違うものなんだと自然の美しさに感動した。
と同時に、この頃から酸素が薄くなってきたのか、軽い頭痛がしたり、意識して呼吸しないと若干の息苦しさを感じる程に酸素が薄くなってきていた。
興奮のせいなのか酸素不足のせいなのかはわからないけれど、快眠できず2、3時間で寝て起きてを繰り返していた。

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