昆明から成都へ。19時間の大移動。

昆明を後にしてこれから目指す先は成都（Chengdu）。
成都へはバス移動なのでまずは市内から昆明北部バスターミナル（北部汽車站）へ向かう。
バスターミナルへはバスか地下鉄での移動になる。
もちろん安いのはバス、早いのは地下鉄だ。
これからまたバス移動だし迷わず地下鉄を選ぶ。



この昆明地下鉄1号線は昨年2013年5月に開業したばかり。ちなみに開業数ヶ月前の2013年1月に試運転中の列車が脱線、死亡事故が起きている。
事故は関係ないと思うけど本当利用者が少なくてびっくりした。
こんなに新しくてちゃんと動いてるのに。
中国なのに人がいないんだもん！！！

車内でツバを吐く人はいなかったしそこらへんのマナーは守られていた。

路線図（英語）

バスターミナルは終点で降りればいい。



第一印象は「まぁまぁでかい」ってとこだろうか。
河口バスターミナルに比べたらめっちゃでかい。
ここから中国各地へ長距離バスが出入りしてるんだと思うとワクワクする。
と同時にこれから乗るバスにびびってもいる。

さぁ、ここからが今日の最重要任務「当日バスチケットの購入」だ。
窓口は筆談で何とかなるとして（中国旅は紙とペンは必須！中国語できなくても筆談でお互い分かり合えるから！）問題はそこにたどり着くまでの人山だ。

気合いを入れて窓口へ向かう。
結構な気合い入れたのに。
なのに。



めっちゃ皆ちゃんと並んでた。
たまに怒鳴り声（なのか地声がばかでかくてそういう喋り方なのか）が聞こえたり、知らん顔してすーっと前に割り込もうとする奴がいるくらいで全然問題ない。
誰や、中国人は並ばないって言った奴。





切符を手にしたのが午前10時。
バスの出発は午後3時。
こんな何もないところで5時間も時間潰さなきゃいけないのか。
バスターミナルの近くにファストフード店を見つけたのでそこに一旦避難することにした。
中国語の勉強をしつつ時間を潰す。
5時間は大分長い。
バスに乗る前にファストフード店の隣にある食堂で長距離移動前の腹ごしらえをした。

かわいくて愛想のいいおっちゃんとおばちゃんのお店。
中国の食堂のおっちゃん、おばちゃんは言葉が通じなくてもフレンドリーな人が多い。

昆明最後の食事は麻婆茄子と安定の水餃子。





お腹をいっぱいにしていよいよバスに乗る。



バスに乗る前に足を洗えと言われて洗わされたけど、「その水キレイなんだろうな？？！！！」って心の中でめちゃくちゃ叫んでたし、バスの中まぁまぁ汚ねぇし、洗った意味を見出せなかった。

ちなみに乗客のおっさん率90％超えた。

普通に結構めちゃくちゃスーパー辛い。
これ一人だったら絶対ギブしてた。



昆明の街を出ると一瞬でのどかな田舎の景色に変わる。





30分もしない内にまぁ飽きる。
昆明から成都まで19時間もかかるんだから景色への感動も薄れていく。
途中5、6回の休憩を挟んで翌日午前10時成都へ無事到着。
既に中国旅行やりきった感がすごい。

成都での拠点は成都老宋国際青年旅舎（Hello Chengdu International Youth Hosetel）
旅人の間で有名な通称シムズ。
バスターミナルからは歩いてシムズを目指す。