私ランキング1位 メルボルンのマレーシア料理店


マレーシア人の99%は、食べることが大大大好きだ。
彼らの食への熱意は相当で、特にマレーシア料理の話となれば止まることを知らない。
そして、そんな人たちに囲まれ暮らしてきた私も、すっかり舌はマレーシア人。

メルボルンで暮らすマレーシア人に「おすすめマレーシアレストラン」を聞くと、大抵みんな口を揃えて、とある店の名前を言う。
もちろん我が家も例外ではなく、月に一度はお世話になっている、あの店だ。

ここ最近は5キロという外出規制のせいで、店を切り盛りするマレーシア人アンティにも会えずじまいだったけど、その店もついにデリバリーサービスをスタート。
早速、近所のマレーシア人やマレーシア料理好きのオージーたちに声を掛けて注文することにした。

M Yong Tofu


Flemingtonにある「M Yong Tofu」。
生粋のマレーシア人が切り盛りする店で、ホールを仕切るアンティと話せばマレーシアに帰ってきた気分になれる、アットホームで居心地のいい店だ。
英語、マンダリン、カントニーズ、ホッケン、バハサ(マレー語)と多言語が飛び交う賑やかな店舗が懐かしい。

  • デリバリー注文方法

現在、デリバリーの注文はフェイスブックからのみ対応。

曜日ごとに配達エリアが割り振られていて、配達前日の18時までに事前注文を済ませる必要がある。

配達時間も、
・平日:ディナーのみ(18~20時半)
・週末:ランチ(13~15時半)とディナー(18~20時半)
と限られているので注意。

※配達は50ドル以上の注文のみ。
120ドル以上の注文で無料配達になる。(120ドル未満は8ドルの配達料)

※支払いは銀行送金のみ。(店舗も現金のみ)


  • 届いたもの

配達予定の18時より少し前に、デリバリースタッフから「着いた」と連絡が入る。
マレーシアスタイルかと思いきや、時間通りの配達でちょっと感動。(ここはオーストラリアなんだけど。)

・Hokkien Mee
・CKT
・Nasi Kerabu
・Yong Tofu *2
・Nasi Goreng
・Beef Rendang *2
・Curry Puff
・Roti Canai
・Yam Ring *2

これで計5家族分。
ごちゃごちゃしていたけど、配達漏れもなくてよかった。


デリバリーが届いたと連絡すると、あるマレーシア人は颯爽とものの数分で現れ、「OTW(On The Way)」がリアル「OTW」で笑ってしまった。
普段はあんなに信用できないマレーシア人の「OTW」が、食べ物になるとこのスピード感だ。

マレーシア人は「OTW」を頻繁に使う。
と同時に、マレーシア人が言うこの言葉ほど信用できないものはない。
待ち合わせの際、返事はたいてい「OTW」。
約束の時間になっても現れずに居場所を尋ねても「OTW」。
何ならシャワーを浴びているのも「OTW」。
向かっているだけがOTWじゃないってからくり。
オーストラリアに来てからOTW詐欺(?)は格段に減ったものの、それでもマレーシア人と集まるときは時間通りに来ることは期待しない。

少しそれてしまったけど、そんなマレーシア人も食べることとなると早い早い。

同じ通りに住む、もう一人のマレーシア人は「デリバリーの車が見えたらから待ち構えてた!」と言って、我が家から彼女の家に向かった瞬間、彼女が家から飛び出してきた。
そして、食べ物を目前に「あそこのSiew Yokが美味しいらしい」と、更に食べ物トークが繰り広がる。

あー、やっぱりマレーシア人って大好き!


我が家は相変わらず飽きずにCKTとKLホッケンミー。
そしてこの日は追加で、久しぶりのヤムリング。

ちなみに写真のCKTとホッケンミーはお皿に乗りきらなかったから、タッパーに入っていた半分の量。
ヤムリングもチキンは全部乗せていないのにこのボリューム感。
三品で、2人で3回食事できるくらいかな。

メルボルンで久しぶり(といっても1か月ちょっとなんだけど、1年くらい食べてない気分)に食べるマレーシアの味は相変わらずの美味しさだった。

来年こそ、マレーシアであの熱気と湿度に包まれて道端で汗をかきながら、ただひたすらローカル料理を食べまくれる日が来ることを願いながら、まずは年内にマレーシア人たちと「ラ~ラ~」言いながら私たちのライフライン「M Yong Tofu」でマカンマカン(食べること)できることを楽しみにしている。

※その他、私のお気に入りマレーシア料理屋はここから
※マレーシアのおすすめローカルフードリスト1
※マレーシアのおすすめローカルフードリスト2

コメント

このブログの人気の投稿

オーストラリアのスーパーで購入する箱アイス マイベスト6

実際に購入した、私が欲しいオーストラリア土産

コストコオーストラリアのカロリー高めのお気に入りアイテムと失敗アイテム