世界第9位のホテルJW Marriott Phu Quocのスパ「Chanterelle」
昨年訪れたベトナム・フーコック島。
JWマリオット・フーコックは本当に素敵で何度でもリピートしたいお気に入りのホテルになった。
ベトナム・フーコック島
- 基本情報
カンボジア沖合のタイランド湾に浮かぶベトナム領の島、フーコック。
「ベトナム最後の秘境」と呼ばれる島の半分以上を国立公園が占めているが、その一方で、こぞって開発が進んでいる島でもある。
リゾート地のみならず経済特区に向けての開発も進んでいて、地下はホーチミンのそれを超えるところまで来ているちょっとバブリーなところ。
- フーコック島へのアクセス
残念ながら、日本からフーコック島へは直行便が就航していない。
ベトナム・ホーチミン(もしくはハノイ)へ移動し、そこから国内線でフーコック島を目指すのがスタンダードだろう。
ホーチミンから約1時間のフライトで行けるフーコック島だが、ハノイからは倍の2時間かかる。
乗り継ぎや時間帯にもよるかもしれないがホーチミンのほうが便利な印象を受けた。
今回私たちはマレーシア帰国中にフーコック島へ訪れた。
マレーシア・KLからはエアアジアが直行便(1日1便)を就航している。
片道1時間40分と飛行時間も短いので、週末の旅行先としてもぴったり。
・AK545便(KL→フーコック) 12:50→13:35
・AK546便(フーコック→KL) 14:05→16:45
- フーコック島の滞在はJWマリオット・フーコックがおすすめ
2019年5月にフーコック島へ訪れたとき、滞在先として選んだのがJWマリオット・フーコック。
JWマリオット・フーコックはWorld's Best Hotels 2019で第9位にランキングした、世界でもトップクラスの豪華リゾートホテルだ。
さすがJWだけあってスタッフのホスピタリティとサービスはずば抜けて素晴らしい。
が、このホテルの魅力はそれだけじゃない。
JWマリオット・フーコックが世界でもトップに入る理由のひとつはそのコンセプトだ。
「18世紀の大学をヴィンテージリゾートホテルにリノベーション」という想像上の話を再現、というテーマをホテル全体が見事に再現している。(これがまた素敵な話だから、詳しいことはまた次回)
広大なホテルの敷地に足を踏み入れたら空想なんて概念は吹き飛んでしまうくらいホテル全体が一つの街として完成されていることに驚くはず。
どこで写真を撮っても絵になる本当素敵なホテルだった。
そんなJWマリオット・フーコックはスパもおすすめポイントのひとつ。
滞在中に一度は行きたいシャンテレルスパの紹介。
CHANTERELLE Spa By JW シャンテレルスパ
スパの名前は「Chanterelle」。
レセプションからFrench & Co(ベーカリーショップ)、Department of Chemistry Bar(バー)、Pink Pearl Restaurant(レストラン)、Tempus Fugit Restaurant(朝食会場)などに向かうメインの通りの右手にあるピンク色の建物がスパになる。
「18世紀の大学をヴィンテージリゾートホテルにリノベーション」というテーマ通り、各サービスや建物にはそれぞれユニークな名前がついていて、もちろんスパも例外ではない。
ここは元「Department of Mycology(菌類学)」の建物(という設定)。
あらゆる場所にキノコのモチーフが使われていて、ここのスタッフたちの制服は「不思議の国のアリス」をイメージしたデザインになっている。
入口から入るとレセプションがあり、スパのスタッフが出迎えてくれた。
予約をしていない旨伝えると奥のソファ席に案内され、ドリンクを頂きながらスパのメニューの紹介を受ける。
豊富なスパメニューに迷いながらも、ちょうどキャンペーン「Have 1 Get 1」割引があるということで、アロマセラピーを受けることにした。
スパメニュー
・アーユルベーダ
・ボディスクラブ
・ボディラップ
・カップルマッサージ
・アイトリートメント
・フェイシャル
・フィットネスカウンセリング
・ヘア・スカルプ
・リップケア
・マニキュア・ペディキュア
・マッサージ
・マッサージレッスン
・パラフィン(ハンド)
・プランジプール
・サウナ
・バス・セラピー
毎回スパ訪問する度に出してもらったドリンク。レモングラスの香りがすっきり。
- アロマセラピー60分コースの料金
このコースは通常、2,600,000VND / 人。
※サービスチャージ5%+VAT10%がかかってくるので、合計3,003,000VND(当日レートで約14,354円)
が、今回キャンペーン「Have 1 Get 1」の利用で、二人で計3,003,000VNDになった。
一人あたり約7千円でJWマリオットのスパを楽しめる、かなりお得なキャンペーン。
- サウナ
アロマセラピーの前にまず案内されたのがサウナ。
もちろんスパの1時間には含まれていない。
マッサージに加えてサウナの利用もできて、嬉しいサプライズだった。
サウナは男女別で男女ともに利用者は私たちだけだった。
このエリアは白を基調としたデザインで、どこも抜かりなくかわいい・・・。
ロッカー、洗面台、シャワールーム、サウナ(2種類)が完備されている。
- カップルトリートメントルーム
サウナを楽しんだ後、建物の二階へと案内された。
私たちが案内された部屋は白とマスタードカラーが爽やかなカップルトリートメントルーム。
足を洗ってもらってアロマセラピー(香りはいくつかの中から選ぶことができる)がスタートする。
今回マッサージをしてくれたのは明るいタイ人女性。
英語はすごく流暢というわけではないけどある程度は通じるし、レセプションで問診票を記入するので、重点的にマッサージを受けたい箇所なんかの情報は全て伝わっているので安心だ。
これまでいろいろな国でマッサージを受けてきたけど、お世辞抜きにこのマッサージが人生で一番だった・・・。
私の背中を触った瞬間マッサージ師が引くくらい、慢性的なひどい肩凝りの私の肩。
それが、たった1時間で肩凝りなんか無かったかのような軽さになって本当最高だった。(もちろんゴリゴリやってもらったから痛くて唸ったけど、ほぐれていくのがわかるの最高に気持ちいい・・・)
私の場合、重点的に肩と背中をやってもらったけど全身マッサージしてもらったから全身リフレッシュできた。
1時間のマッサージ後は、「(肩凝りがひどすぎるから)月に一度はマッサージに行かなきゃだめよ」なんて言いながら髪の毛を編み込んでくれるサービスも。
マッサージ後、レセプションへ戻るとジンジャーティーとマンゴーのデザート、それにナッツが用意されていた。
ジンジャーティーは生姜の辛みが強いから好みが分かれそうだけど、マッサージ後の身体にスッと馴染む感じが私は好きだった。
おすすめはマンゴーのパンナコッタ。
- ワールドラグジュアリーアワード2017入賞
実は、このシャンテレルスパは、ワールドラグジュアリーアワード2017で「世界をリードする新しいスパ」として受賞をした、世界からも注目されているスパの一つだ。
もちろん、JWマリオット・フーコック、そしてスパの豪華な雰囲気・環境もさることながら、マッサージの質が高いのはスパとして評価されるポイントだろう。
このマッサージを受けるためにJWマリオット・フーコックを再訪したいと思うくらい、おすすめのスパだ。
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