規制緩和後の外食はフレンチビストロへ。
ここメルボルンでも6月から人数規制の下、外食ができるようになった。
活動制限中もデリバリーやテイクアウトには何度もお世話になったけど、やっぱり出来立てを店内で食べるのには敵わない。
規制緩和後、3か月ぶりの外食先として私たちが選んだのはフレンチビストロ。
多くの飲食店がテイクアウトやデリバリーでしのいできたこの数か月間、目を付けていたフレンチレストランはどこも一時休業ばかりで、イートインができるタイミングを待っていた。
Chez Bagou
サウスメルボルンマーケットから車で5分弱。
美味しいという噂を聞いて向かったのは、アルバートパークにある「Chez Bagou」。
エントランスのすぐ左がバーカウンターになっていて、店内の雰囲気もフランスっぽくて素敵。
ちなみに、シェフもホールスタッフ2名も生粋のフランス人。
ちょいちょいフランス語を挟んでくるもんだから、フランス旅行に来た感覚になる。
店内奥の中二階にあるテーブルにつき、ワインリストをもらう。
さすがオーセンティックなフレンチ・ビストロというだけあって、フランス産のワインばかりで、種類も豊富だ。
私は名前を見てもわからないので「フルーティーな白」がいいことを伝えて、おすすめされたものをいただくことにした。
彼が頼んだ赤もそうだけど、どちらも温度管理が完璧。
おすすめされた白ワインは飲みやすくて、フードメニューへの期待が高まる。
フードメニューはエントリーとメイン、それにサイドとシンプルなもの。
楽しみにしていたタルタルがメニューから消えてしまっていたのは残念だったけど、この日はエントリーとメインからそれぞれ2品ずつオーダーした。
このバゲット小麦の香りが香ばしくって、外はカリっと中はモチっと、めちゃくちゃ美味しかった。
- Les huitres naturelles(4.5ドル/個)
エントリー一品目はオイスター。
シャロットビネガーレモンと絞っていただくスタイル。
- Soupe de Loignon gratinee(18ドル)
二品目は、この店に来たら絶対食べたかったフレンチオニオンスープ。
玉ねぎの甘みたっぷりのスープにローズマリーが香って絶品。
スープを吸って柔らかくなったバゲットにたっぷりのチーズが乗って美味しくないわけがない。
この店に来たら是非食べてほしい一品。
- Cuisse de canard confite(39ドル)
ダックレッグのコンフィ。
そこまでダックが好きなわけではなかったんだけど、ダックへの価値観が変わるくらい美味しかった・・・。
間違いなく人生で一番美味しいコンフィだった。
ほとんどのテーブルでオーダーされていたダックは間違いなく、ここの人気メニュー。
サイドのポテト料理「Pomme Anna(ポム・アンナ)」も絶品で、完成された一皿だった。
これは絶対また食べたい!
- L' entrecote(41ドル)
スコッチフィレ250gとフレンチフライ。
ミディアムレアのお肉は柔らかいけど噛み応えもあって、肉の旨味が堪能できた。
ソースは数種類から選ぶことができる。
この時点で二人ともかなり満腹だったけど、どれもあまりにも美味しくてデザートを食べないと後悔しそうだったからデザートメニューを貰うことにした。
デザートメニュー
- La Creme brulee(15ドル)
豊富なデザートメニューから迷いに迷って選んだのは王道クリームブリュレ。
彼と私でフレンチレストランへ行くと、まず間違いなくデザートはクリームブリュレを選んでしまう。
外れのない美味しさ。
全5品を二人でシェアして「食べ過ぎた・・・」となるくらいのボリューム感。
あくまでビストロなので値段設定もリーズナブル。
この味でこの価格ならリピート必至。(次回は他のデザートメニューも試したい!)
そこまで有名店ではなさそうだけれど、適度に賑わっていて、隠れ家っぽい雰囲気がまた素敵。
間違いなくChez Bagouはメルボルンでおすすめしたいフレンチビストロだ。
営業時間(2020年6月時点)
現在は、ディナーのみの営業で、二部制(17:30 / 18:00、19:45 / 20:00)。
定員は各20名。
※他店同様、完全事前予約制となっている。
(ネットで空き状況を確認した時は、2週間先まで予約不可になっていたけれど、電話をしてみると予約ができたので、予約は電話もしくはメールが良さそう。)
※当日、テーブルについた全員の名前と連絡先を伝えることになる。
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