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中国ネット規制

今回は簡単に中国でのネット規制についてまとめようと思う。 2014年10月現在、中国国内で使えないSNSやウェブサイトは、 ・Facebook ・Google(Gmail、PlayStore含む) ・YouTube ・Twitter ・Line ・Yahoo!ブログ ・FC2ブログ ・Instagram とまぁめちゃくちゃ多い。 しかも情報を集めるために不可欠なグーグルがアウトなのが痛い。 前もって規制されていることは把握していたので、入国前にVPNをダウンロードしていった が、私のVPNは全く起動せず役に立たなかった。 私の携帯Androidの時点で愛称悪いよね??? アプリをダウンロードPlayストアももちろん使えるわけがない。 どのVPNが作動するかもわからないし、入国前にいくつかのVPNをダウンロードしておく方がいいと思う。 機種や場所によっても相性があるみたいなので。 ちなみに有名なユースやゲストハウスは中国政府から目をつけられていて、VPN回避装置なるものを設置されているらしい。 それでも難なく使えるVPNもあるのでまずは使ってみるに限る。 私が利用したのはスイカVPN(無料期間のみ利用)。 これは中国国内からでもダウンロードが可能。 ネットは繋がったり繋がらなかったり。 以前、中国にいた人におすすめされたのがつながるもん(無料キャンペーン中)ですが、これも今回登録したけど繋がらない…NVP Express も良いと聞いた。 今回の滞在 でかなりサクサクで一度も切れることがなかったのが Speed VPN だ。 ストレス少ないし、これはかなりおすすめ。 それから規制対象なのかよくわからないのが Skype。 中国には何やらTOM Skypeなるものがあるらしく、中国でスカイプをダウンロードするとこれになるらしい。 全て検閲付のSkypeとか怖いな。。 いろいろ制限があってめんどくさい思いをしなきゃいけないので、ストレスレスなネット環境のためにもVPNは事前に複数ダウンロードしておくことをおすすめする。 明日は早朝にラサを出てギャンツェに向かう。

チベット旅行を決めるにあたって

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チベット鉄道2泊3日の旅を終え、本日ラサ滞在3日目。 軽い頭痛はたまにありますが、特にひどい高山病の症状もなく快適に過ごせている。 これも高山病対策で飲んだ紅景天のおかげなのかもしれない。 早くチベット、ラサのことを更新したいけれど、先に今回のチベット旅行のプランニングについて残しておきます。 現在、外国人のチベット個人旅行は認められていないため、チベットへ行くにはツアーに参加しなくてはいけません。 そのチベット旅行の拠点となるのが、成都。 外国人を受け入れているゲストハウス、ユースではチベット旅行のツアー手配をしてくれているので、そこで申し込むのが一般的で、私もシムズでパーミットからツアーの手配、すべてをお願いしました。 チベットへ向かうにあたって、まず決めなくてはいけないこと。 ルートと日数。 私は最初からチベットからネパールへ抜けるルートしか考えていなかった。 あとは、せっかくここまで来たんだったらエベレストを見たかった。 なのでそのルートとなると最短7日間。   今後誰かの参考になるかもしれないので、 その他のルートも残しておきますね。 ラサ+ナムツォ、ガンデン、ヤムドク、ギャンツェ、シガツェ、ツェタン、サムイエ、ゴンパ、EVC もちろん人数は多ければ多い程安くなりますが、パーミット取得には最短でも2週間かかるので、それを頭に入れて予定を組まなくてはいけない。(中国ビザ滞在日数も考えないといけないし。) 予約時にデポジットとしてツアー代金のうちの1500元を支払いました。 そして次に決めなきゃいけないのは移動手段。 飛行機か鉄道かの二択ですね。 これはもう迷いなく、 世界最高峰の鉄道・チベット鉄道 を選択。 (これもパーミット手続き時にツアーデスクで予約してもらえます) 【チベット鉄道・基本情報】 成都からチベット・ラサまで3360km≒日本列島縦断(さすが中国!でかい!でかすぎる!) 所要時間は43時間10分。 開通以来隔日運行、とのこと。 時刻表: 成都20:45→広元01:24→宝鶏07:59→蘭州13:46→西寧16:42→ゴムルド01:37→ナチュ11:08→ラサ15:40 座席のタイプと料金: ハードシート:328元 ハードスリーパー:上668元、中6

成都老宋国際青年旅舎

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チベットを目指す旅人が集まってくる四川省成都。 「成都と言えばここ」「チベット目指すならここ」とも言えるとても有名な宿があるので記録として残しておこうと思う。 成都老宋国際青年旅舎 (Hello Chengdu International Youth Hostel) →→→ HP そう、ここは旧シムズ。 以前はシムズの愛称で呼ばれていたこの宿もオーナーが日本人から別の人に変わった時に現在の名前に変わったそうだ。 スタッフ全員英語が話せるので旅の相談もしやすいし、隔日で日本語を話せるスタッフもいる。 経営者が変わってからはあまり努力をしなくなったなんて噂も聞いたけど、ある一室に泊まったときに大量の赤ちゃんゴキブリが走り回っていた恐怖意外は特に問題はなかった。 個室、ドミともに各部屋にトイレ、シャワー完備。 シングル…90元 ダブル、ツイン…140元 ドミトリー(4ベッド~8ベッド)…45元~   エントランスの奥には中庭があり、その横にはレセプション。 だらだらするときはいつもここ。 多くの人と出会った場所でもある。   夜の雰囲気もいいし居心地抜群。 レセプションと並んでツアーデスクもあるから、ここで旅の相談もできる。 九寨溝もチベットもここで手配をしてもらった。   中庭から更に奥へと進む。 旅仲間募集の紙を貼って仲間集めをすることもできる。 この先は別の中庭へと繋がっている。 右手にはバー兼レストラン、更にその奥にはビリヤード台と卓球台、ボード版サッカーゲームが設置されているので査証待ちで成都に足止めされてもできることはいろいろある。 成都まできてビリヤードめちゃくちゃしてた思い出。 ここからは二階。   二階にはシアタールームも完備。 レストランからも階段続きなのでごはんを食べながらパソコンを使ってのんびりできる空間。 テラス席もあるし、こんなに充実した宿って世界中探してもそうないんじゃないんだろうか。   そしてここに住んでいる動物たちも癒してくれる。 10月から仲間に増えたモルモットもかわいい。 居心地が良すぎて、成都にいる間は宿に入り浸りすぎていた。 自他共に認める典

国慶節とビザの話

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突然ですが、 国慶節 って聞いたことありますか? 国慶節は中国の建国記念日、と同時に長期休暇でもあり、日本でいうGWのような感じ。 1週間にわたる連休なので、もちろんみんな旅行に出かけるわけですね。 7億もの人が国内外問わずお出かけするということ。 そう、 民族大移動 が起こるのです。 そして、今年はちょうど10月1~7日。 かぶった。 何が起きるんや。。 混雑はどんなもんやろ。。 と楽しみの反面、心配。 やっぱ中国やべーわ!!! 人口多すぎ!!! なんてことも経験せず、あっさりと空港も通過できました。 あ、近くのデパート前にパンダは大量発生してました。 去年の国慶節中は、九寨溝で人が溢れて大変なことになったから、今年は九寨溝にそんなに人が集まってないんだよーって中国人の女の子に教えてもらいました。 九寨溝、黄龍の後は特に何もせずにただ成都でだらだら。 中国でも外篭り。 シムズで出会っただいちくんを巻き込んで、けんちゃんのサプライズバースデーをしたり、 (だいちくんありがとう!) 友達の中国ビザ取得に着いていったり、していました。 ※中国ビザメモ(2014年9月末時点、成都にて)  -日本人はノービザで15日間中国に滞在可能。  -はじめから15日以上の滞在がわかっている場合は日本、その他の中国大使館にてビザ取得可能。  -中国に来てから延長を決めた場合は、中国国内でビザの手続きが可能。  -ビザの申請から交付までは5営業日かかるので余裕をもって約1週間はみたほうがよさそう。 【成都でビザを取得する場合】 まず、向かう先は地下鉄天府広場駅。 毛沢東がお出迎え。 高層ビルよりも見てこのスモッグ。 内陸の成都でもひどい大気汚染。 中国の大気汚染は思っていた以上に深刻なようです。 必要なものは ・パスポート ・顔写真 ・シムズでもらったレシート ・申請費160元 駅から向かう先は、毛沢東像の真後ろにあるこの建物。 外国人のビザ申請は3階へ。 ここのスタッフは英語が話せるので話が早い。 申請書等の必要書類を記入 ↓ 書類のコピー(1階右奥) ↓ 整理番号順に呼ばれる ↓ 無事手続き ここでパスポート

食は中国にあり

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どこの国の料理が一番美味しかったか。 と聞かれれば、間違いなく中国はベスト3に入る。 日本でも中華料理は家庭料理としても外食文化として根付いているけれど、少し日本のそれとは違う。 あくまで日本の中華料理は日本人向けにアレンジされたものだからなんだろうけど。 それにしても本場の中華料理は何を食べてもハズレがない。 何も考えずに入った食堂で適当に注文した炒め物だけで白飯何杯もいけてしまう。 特に西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵の炒めもの)は最強。 私も中国へ来るまでこの料理の存在を知らなかったんだけど。 こんなにも美味しいのに何で日本ではあまりメジャーにならないんだろう。 おかずを単品で頼んで白飯を好きなだけ食べるのもいいけれど、日本でいう丼スタイルでオーダーすることもできる。 メニューに盖飯(ガイファン)と書かれていたら、白米の上におかずが乗った丼ということ。 西紅柿炒鳮蛋盖飯 今見ても卵のふわっふわ具合がやばい。 餡かけもやばい。 これは豚ときくらげと野菜の炒めたやつ。(名前は忘れた) 本来使われるはずの他の青野菜がないからとピーマンが代用されて出てきた盖飯。 青椒肉絲盖飯 青椒肉絲オンザライス、うまくないわけがない。 ちなみにチンジャオはピーマンのことらしい。 確かにピーマンの存在感がすごい。 丼がうまけりゃ炒めてもうまい。 日本人にも馴染みのある炒飯。 蛋炒飯 シンプルイズザベスト。 安定の卵炒飯。 青椒肉絲炒飯 漢字の通り、青椒肉絲の炒飯。 青椒肉絲が炒飯になれるならあれもあるはず。 回鍋肉炒飯 名前からして間違いなくうまい。 中華の王道といえば炒飯、そして餃子だ。 (私の餃子(チャオズー)の発音が悪すぎて、最後までいちいち漢字を見せないと理解してもらえなかったわ!) 優しい味のスープが朝ごはんにぴったりな餃子。     さすが四川省。 餃子を頼むとスープも真っ赤。 これがシンプル王道の茹で餃子   日本の餃子は焼き餃子がメインだけれど、中国では茹で餃子ばかりを食べた。 これを麻辣なタレにつけていただく。   この餃子はテーブルに届けられる前に既に茹で餃子に辛いタレがかけられていた。