【メルボルン】小さな青い店の絶品クロワッサン
個人的に今年ハマっているエリア、Carlton North(カールトン・ノース)。
ちょっと良いものを食べたい週末や外食時に使いたい、洗練された隠れ家っぽいお店が点在している。
シティから車で約15分、トラムでもアクセスしやすい場所なので旅行者も気軽に訪れやすい。
いくつかある気になる店の中から、まずはオープン当初から気になっていた小さなベーカリーを紹介したい。
Monforte Viennoiserie
2 x 5メートルの小さな店舗は、ターコイズブルーの壁にクロワッサンの看板が目印。
道沿いの窓を通してやり取りをするキオスクタイプのテイクアウト専門店だ。
営業時間は週4日・各4時間と短い。
店舗前にずらっと行列ができることは決して珍しくないし、完売で早めに閉まってしまうことも。
私たちが訪れたのは土曜日の午前9時前。
その時は並ぶこともなく、ペイストリーも全種類あったのでお目当てのものを買うことができた。
旬の食材を取り入れたメニューは週替わり。
ベーシックなプレーンクロワッサンからセイボリー・スイート系まで毎週8~9種類程度が並ぶ。
この日は、
・Croissant
・Honey & Seasalt
・London Fog Castagnole
・Murrnong Farm Fig, Goats Curd & Macadamia
・Poached Pear & Pistachio Tarte Tatin
・Quince & Chestnut Wholemeal Gateau Basque
・Sunchoke, Black Garlic Greens & Scamorza Focaccia
・Confit Potato, Prosciutto & Pecorino
の8種類。
店主がその時々にハマった食材を用いたメニューは他にはないこの店オリジナル。
季節限定もあって、つい毎シーズン通いたくなってしまう。
美しい華やかなルックスに目が行きがちだけど、MONFORTEに来たら「Honey & Seasalt」は見逃せない。
ハチミツをグレーズとして使っていて、その艶感がシンプルながら目を惹く。
癖のないすっきりとした甘さのハチミツにフレークソルトが良いアクセント。
決して珍しい組み合わせでもないのに、今までこの組み合わせがなかったのか不思議なくらいしっくりとくる。
新しいのに安心感のある、飽きずに何度でも食べたくなる味だ。
その他にも、セイボリーから「Confit Potato, Prosciutto & Pecorino」、スイート系から「London Fog Castagnole」を試してみた。
どちらもその美しい見た目はもちろん、上品に仕上げられた味も洗練されている。
ここのペイストリーと淹れたてのコーヒーで朝ごはんを食べられるなら、毎日だって早起きできるんだけど。
この店のペイストリーはバターのコクがありながら軽め。
フレーキーでパリっとしたものが好きならこの店のプレーンクロワッサンを気に入るはず。
(個人的にプレーンはバターのジュワっと感が好きだからAgathe推し。)
LUNEやAgatheを含めメルボルンにはクロワッサンをメインに扱う人気ベーカリーが少なくないけれど、MONFORTEも間違いなくメルボルンを代表するベーカリーのひとつだ。
Honey & Seasalt
Confit Potato, Prosciutto & Pecorino
London Fog Castagnole
【店舗情報】
・営業時間: 木~日曜日 08:00/08:30-12:30
・住所: 585 Canning St, Carlton North VIC 3054
【プラス情報】
✓ ペイストリー各種6~12ドル
✓ 朝イチがおすすめ
✓ テイクアウェイのみ(イートインスペース無し)
✓ 週替わりのメニューは店舗インスタグラムで確認
✓ 8個目が無料になるスタンプカード有り
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