バレンタインデー2018




昨日は、年一度の一大イベントバレンタインデー
世界中に愛が溢れていたんだろう。


日本では女性から男性にチョコレートを送る日として定着しているバレンタイン。
女性から男性へ本命や義理チョコを送る文化は日本特有だし、SNS上のチョコレート商戦を見ることで、ああ今年もそんな時期なんだとようやく気付く。

日本にいたときはあんなにワクワクしていたっていうのに。

正月が終わったと思えば節分、バレンタインと1.2月のイベントが目白押しな日本に対し、ここマレーシアでは西暦のニューイヤーは1月1日のみが祝日で2日からはどこも通常運転だ。

その後には一大イベントチャイニーズニューイヤー(CNY)が控えているから、街中どこへ行ってもCNYの華やかなデコレーションが施され、どの店もそれ用の品物で溢れかえっている。
赤い服が縁起が良いとされ、今もそれに倣っている人たちがほとんどなのでファストブランドのマネキンも全て赤い服をまとっている。
常夏マレーシアで真っ赤な服って暑くるしいんじゃと思っていた私も在マ4年目に突入した今は違和感もなく、この光景に違和感もなく当たり前に感じている。

今年は2月16日がCNYということもあってバレンタインの影が薄い印象だったけれど、さすがロマンチックな男性(そして妻・彼女がびっくりする程強い)が多い国だけあって、バレンタイン1週間程前からローカルの同僚との話題にバレンタインが上がってくることが増えた。
ここマレーシアでもこの日は欧米と同じく男性が女性へ花束やプレゼントを送る日として定着している。

もちろん二人でディナーも楽しむ。男性お手製のディナーだったりちょっと背伸びしたレストランへ出向いたり。

「バレンタイン何してもらうの?予定は?」と同僚たちに聞かれても、彼氏にバレンタインを催促するのも何か違う。
忘れる可能性もあるっちゃある…と思いながらも、あっちではCNYのデコレーションもなくバレンタイン一色のはずだし、忘れるわけないか…と期待半分不安?半分、彼の前では何事もないかのようにバレンタインについては触れずにいた。


2月12日の夜、いつも通り彼と電話で話していたら、急に「14日は何か予定あるの?」と聞いてきた。
何も予定ないからジムいってごはん作って寝るだけなことを伝えると、「じゃあ、その日は一緒にディナーしよう」
って。
ん?ディナー?
現在、私たちは国を跨いだ遠距離恋愛真っ只中。距離にしてざっと6000km超。
だから一緒にディナーの意味がわからなかった。
ディナーは準備するから、当日はジムに行ってくれたらそれでいいって。

サプライズ帰国をちょっと期待したけど、それは違ったっぽい。残念。

2月14日バレンタイン当日。

今日で仕事納めの人が多く、何となくバレンタインの盛り上がりもいまひとつ、そんな印象。
スノーボードの平野選手が銀メダルをとったことをネットで知る。

15歳、19歳で二大会連続の銀、すごい。
仕事を放り出してオリンピック速報を見て興奮なりやまぬ11時半頃、オフィスのエントランスのブザーが鳴った。
「Haruna san someone is waiting outside!」と同僚が声をかけてくれる。
まさかとは思っていたけど、宅配業者が届けてくれたのは大きな花束だった。
フレッシュな大振りの赤いバラがすごくキレイ。
花束をかかえてオフィスに戻るとみんながニヤニヤして私を見てくるからこっぱずかしい。
花束に添えられたメッセージカードを読んで顔がゆるむ。
嬉しくってすぐに彼にありがとうのメッセージを入れた。
サプライズだから私にオフィスの住所を確認することもできずGoogleで調べて送った彼。花束が迷子になって届かなかったらどうしようとずっと不安だったらしく、配送されたことにすごく安心していた。

一日バラをデスクに飾りながら仕事をし、ティータイムには数少ない出勤者とイーサンでCNYをお祝いした。



家に帰る途中も花束を抱えた私は周りからの視線を浴びる。こっ恥ずかしいけど、悪い気はしない。
ウーバーの運転手も開口一番「バレンタインの花束?」って笑顔で聞いてくれる。

7時からのディナーに合わせてジムを済ませ、7時過ぎにセキュリティからフードデリバリーと連絡が入る。
私の大好きなソムタムにトムヤムクン、ララにマンゴーのデザート。
一人じゃ食べきれない量のタイフードが届いた。



一緒に食べてるようにしたいからとテレビ電話をかけてくれた彼。
画面を見ながら食べるも、こういう日に限ってネットが遅く音声に切り替えることになったけど、肝心のタイフードはどれも美味しくてお腹いっぱい食べてしまったし、彼と話しながら食事をするのがクリスマス以来ですごく満たされる時間だった。

彼は私を喜ばせる為にいつもたくさんのことをしてくれる。
初めての彼とのバレンタイン。
離れているけれど、朝から晩までサプライズでお祝いをしてくれた彼に感謝しかない。
来年のバレンタインは彼の手料理をいただけるらしく今から楽しみだ。
ちなみに、私もシンプルなカードだけ送っておいたんだけれど、彼は何も触れてこないのできっとまだどこかを彷徨いながら旅しているんだろう。
2週間あれば届くだろうと思って2月1日に出したんだけど、甘かったのね。
その内無事に届けばいい。



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