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最近の私のメルボルンでの暮らし9

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こんなに続くと思わなかったコロナウイルス ロックダウン日記も9 回目。 半年ぶりに更新してみる。 現在のメルボルンはというと、ロックダウン6.0真っ只中。 8月5日17時前に1週間のロックダウンをするとアナウンスがあり、 数時間後の20時にはロックダウンが始まった。 これまでにないスピード感から州政府の何とでも封じ込めたいという思いは伝わってくるんだけど、こちらは何も 準備できずに ロックダウンを 迎えることに。 去年の長いロックダウンを通して この狭い生活圏で生活する要領も掴めたし、多少のロックダウンならやっていける自信はついてたんだけど、見事に昨日1週間の延長がアナウンスされてしまった・・・。 このままズルズル長引くのだけは勘弁してほしいな・・・。 ※ちなみに この 半年の間、 私自身がコロナとかロックダウンに飽きてしまっていただけで、 ロックダウンが全くなかったわけではない。( 4度目のロックダウンは日記を残すまでもなくそそくさと終了。 そして、1週間の延長はあったものの、 7月末には 5度目のロックダウンを終えて、多少の制限はあるけれど日常を取り戻してきていたところの今回ってわけ。) ロックダウン前の 2021年某月某日。フリスビーにハマっている。 と、公園で食べる週末ランチ。早くこういうことくらい気軽にできるようになってほしいね。 髪を切った タイミングよく5度目のロックダウン直後、重い腰を上げて1年8か月ぶりに美容室へ行ってきた。 「日本(もしくはマレーシア)に帰ったら」と言い続けてきたけど、先が見えなさすぎて、ついにオーストラリアで美容室デビューすることにした。 真っ黒な地毛とカラーの抜けきったブリーチの変なツートーンみたいな、へそ辺りまで伸びきった髪を半分くらいに短くして、髪色も変えて気分上々。 東京オリンピック2020 いろいろ思うことがあったオリンピックではあったけど、なんだかんだ母国開催も日本人の活躍も誇らしかったし楽しませてもらった。 スポーツがしたくて仕方ない我が家は今、ガレージに卓球台を置こうとしてる。 調べてみると、ちゃんとしたやつが500~600ドルくらいで買えるんだよね。 彼も私もビリヤード好きだからビリヤード台が本命だったんだけど、折りたためる卓球台のほうがいまは魅力的。安いし。 それにしても、いつの間にかオリンピックが自分よりも

食でオーストラリアを旅する ファインダイニングLUME

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2021年5月。 モダンオーストラリア料理が食べられるLUMEに行ってきた。 LUME ルーメ South Melbourneにある一軒家レストラン「LUME(ルーメ)」。 人気カフェSt.Aliやサウスメルボルンマーケットにほど近く、トラムでのアクセスにも困らない、旅行者にも訪れやすい立地だ。 このレストランのコンセプトは「ビクトリア州を旅する」。 ビクトリア州を中心としたオーストラリアのローカルな食材を使い、自然や生態系を表現したクリエイティブな料理を楽しむことができる。 オーストラリアの伝統食も取り入れているから、オーストラリ特有のものを食べてみたい旅行者にも楽しめる、個性あるファインダイニングレストランだ。 数年前のレビューや口コミはネガティブで辛辣なものがよく目についたけれど(実際にその頃のLUMEを体験した彼もいまいちだったみたい。)ヘッドシェフが変わってメニューも一新されたからか、直近のレビューは上々だ。 メニュー 3種類のコースが用意されている。 ・The Journey Menu 390ドル ・Full Menu 295ドル ・Short Menu 195ドル ※Full MenuとShort Menuにはビーガン用メニューあり。 ペアリングメニューは以下の通り。 ・Paring Menu(The Journey Menu / Full Menu)150ドル ・Paring Menu(Short Menu)105ドル 私たちは「Full Menu」を体験した。 FULL MENU(13コース) SPARGO CREEK coniferous forest essence of the forest, sourdough & butter どのコースも、Pine(松)を使ったバターと松を使ったサワードウから始まる。 バターは松ぼっくりの器に、パンは松の葉の器に乗った、松尽くし。 VICTORIAN HIGH COUNTRY mountain ranges / cool temperate rainforest venison charcuterie Mountain Pepper Leafと呼ばれるオーストラリアに自生する特有のスパイスを使った、鹿肉のブレサオラ(左奥)に、Pine(松)やコケ植物、Mountain Pepper Wood

食で世界を旅する マレーシア一時帰国気分

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私のメルボルン世界グルメ旅行記【マレーシア】 国境を跨ぐことはおろか、家からの移動さえも制限されることを経験したこの1年半。 まだまだ見通しはたちそうにないけど、「家にいながら」とか「別の形での楽しみ方」は上手になって、なんだかんだこのライフスタイルにも慣れてきた。(どこでもいいから、飛行機に乗って旅行したいのには変わりないけれど。) 旅行できない分、本や映画、そして食を通して世界に触れてきた。 本や映画に関してはおもしろかったものからいまいちなものまで、どこかでまたまとめたいなぁと思いつつ、今日も「食」にフォーカスしたい。 私のメルボルン世界グルメ旅行記と題して、自由に世界と行き来できる日が来るまで、メルボルンから食を通して世界とつながってみる。 第一回目は私の原点マレーシア。 本場にも引けを取らない、マレーシア人のソウルフードが食べられるマレーシア料理屋を紹介したい。 マレーシアと私 私がマレーシアに初めて訪れたのは2012年。 エアアジアの格安航空券が目に入ってきて、勢いで購入したのがきっかけだった。 東南アジア特有のあの熱気と雑多な街並み、そして初めてのムスリム文化圏、だけどそれだけじゃない、複数の宗教や民族が入り混じっているあの感じが居心地良かった。 その後、休暇がとれるごとにマレーシアを訪れたし(当時は3連休あれば日本からマレーシアくらい余裕だった。若さってすごい。)この国に住みたいとまで思うまで魅了された。 日本での仕事を辞め、バックパッカーとして世界を回るきっかけをくれたのもこの国だった。 20代後半をこの国で謳歌したことに悔いなし。 それくらいマレーシアでの生活は本当に楽しかった。 それでも、友人・仕事やプライベートでお世話になった人たちを見送る度に、「それで私はどうする?」と迷ったし、意地でもマレーシアに食らいついていくつもりだった私もなんだかんだ30手前でマレーシアを去ることになった。 今でもマレーシアは好きだし、いつか戻れたらおもろいな~なんて思っているけど、マレーシア人の彼はそんな気もさらさらなさそうだし、今のところは年に1度一時帰国してお腹いっぱい美味しいものを食べられたらそれで十分かな。 「アグリー デリシャス」がうまい マレーシアは隠れたグルメ大国だ。 いわゆる「Ugly Delicious」が得意分野。 サテーやラクサ、海南チキンラ