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5年ぶりに食べるネパール餃子モモ

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ネパール・カトマンズの思い出の味といえばやっぱり毎日欠かさず食べていたダルバート。 だけどネパール料理で外せないものがもう一つ、モモだ。 と言ってもカトマンズで食べた一度きり、以来5年も食べていなかった。 なのに数か月前に無性にモモが食べたくなった。 何があって急に思い出したのかは覚えていない。 モモは主にネパールやチベットで食べられる餃子だ。 私は蒸したものしか食べたことがないけど揚げたり焼いたりしたものもあるみたい。 中身はチキンやラム、野菜だけのものもある。 もちろん味付けは香辛料。 日本の餃子よりも厚めの皮がたまらない。 オーストラリアは移民大国なだけあって毎週のように各国の食や文化に関するイベントが催されている。 ついこの間もグリークフェスティバルやターキッシュフェスティバルへ行ってきた。 メルボルンにはたくさんのネパール人も住んでいるらしくネパールレストランも少なくない。(インド・ネパール料理でひとくくりにされちゃってるところも多いんだけど。) だからネパールフェスティバルが開催されても驚きはしないけど、今回見つけたのはモモフェスティバル。 モモに特化したフェスティバル。 なんてマニアック! そしてそんな小さなフェスを見つけてきた彼もすごい。 Momo Fest  - Coburg Velodrome, 30 Charles St, Coburg North このモモフェスは2017年から毎年開催されて今年で3回目だそうだ。 2018年は3日間の開催だったのに今年は3月17日(正午~午後10時)の1日開催だった。 場所はCoburg North。 シティから北に車で30分程の場所で開催される。 会場の周りは駐車探しが一苦労だ。 会場には無料で入ることができるが事前登録をしなくてはいけない。 ゲートでバンドと引き換えに入場する。 会場は思ったよりもかなり多くの人でにぎわっていた。 メルボルンではモモはポピュラーな食べ物なのかもしれない。 チベットの青くて近い空になびく5色のタルチョの景色が大好きだったのを思い出す。 会場には30店舗程が出ていたと思う。 相場は一皿10個で10~12ドル。 焼きモモな

オーストラリアで初めてできた友だちとブランチ@HUMBLE RAYS

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メルボルンに来て2か月とちょっと。 ついに日本人の友だちができた。 めっちゃ嬉しい! 住んでいる層が違う マレーシアは日系企業が多いこともあってKL周辺には働く20代30代の日本人がたくさん住んでいるから同世代の友人もそこそこいて結構な頻度でイベントもあって。 もちろん日本よりも面倒くさいような駐妻同士のいざこざみたいなことも噂で聞くこともあったけど、現地採用だった私はもちろんそんなことに巻き込まれることもなく、適度な距離感で日本人の友だちと付き合えていた。 駐在と現地採用では給与や待遇の面で違いはあるけれどプライベートは枠にとらわれずに仲良かったし。 良くも悪くも日本人コミュニティは大きくて日本人の友だちを作ったりホカホカの求人情報が入ってきやすかったり(現地採用にはこれが結構重要)、プライベートでも仕事関係でも人脈で苦労はしなかった。 メルボルンに来てからは街で見かける日本人のほとんどは10ほど離れていそうな学生さんたちばかり。 私が平日の昼間に出歩いているのも問題ありなんだけど。 偏見かもしれないけど、この街には留学や語学習得目的でここに来て「英語だけの環境に身を置きたいから日本人とつるまない」そんな意識の高い日本人がたくさんいるイメージで。 同じように日本人と仲良くしてくれる同世代のアラサー女子とどこに行けば出会えるのかもわかんないし。(いたって絶対声なんて掛けられないけど。) 国や都市によって住んでいる年齢層の違いがあっておもしろいなぁと感じる反面、人脈の無ささに焦っている。 そんな中やっと日本人女性(しかも年齢も一つしか違わない!)の友だちができた。   向かったのはHumble Rays。 今メルボルンで最も人気があるカフェのうちの一つ(らしい)。 Humble Rays 71 Bouverie St, Carlton VIC 3053   クイーンビクトリアマーケットから徒歩5分程の好立地ということもあって常にほぼ満席。 週末には店外に長蛇の列をよく見かけるし、この日も平日なのに並ばなくてはいけなかった。 といっても15分ほどで入店できたからよかったんだけど。 去年の6月に初めてメルボルンに来た以来だからこの日が二回目。 今回はCrab Meat Scramble(19.5

メルボルンで正統派の寿司を食べる

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日本での仕事を辞めて世界を放浪していた26歳の頃の私は日本食に対する執着はほぼなかった。 継続して移動する貧乏旅行生活の中では「そこでしか食べられないものを今食べておく」ことと「安い食事(となるとやっぱりローカル食になる)で食費を押さえること」しか頭になかった。 海外旅行に行くと日本食が恋しくなるという人もいるけれど、たかが1年の貧乏旅行では全くそんなことも感じなかった。 それでも過酷なチベットを抜けた後、ネパールで食べた日本食は泣ける程美味しかったことは覚えている。 それが海外の一か所に定住となるとライフスタイルも食生活も好みも変わる。 海外在住5年目。 いわゆる正統派純日本食が大好きだ。 約4年住んでいたマレーシア・クアラルンプールで食べる日本食のレベルの高さは抜きん出ていると思う。 日本人シェフや日本人オーナー経営の日本食レストランは数え切れないほどあって、接待や出張者対応で使ったり、お世話になった社長や上司たちに連れてきてもらったりするような高級店(もちろん自分じゃ払えない)から、普段友達と気軽に行けるような値段で日本人シェフが日本のクオリティを提供してくれる店、日本で一度はお世話になったことあるような日系飲食チェーンだってマレーシアにはあふれている。 もちろん味は日本の味そのもの、もしくはそれ以上じゃないかと思えるものだってある。 マレーシアを去る前に働いていた職場なんかは建物内にいくつも日系レストランが入っていて、ランチにはドラマで見る丸の内のOLばりに今日は何にしようかと悩めるほどの選択肢があった。 家の近くだって徒歩圏内だけでも10軒以上は日本食レストランがある、そんなところに住んでいた。 正統派の日本食にこんなにも手軽にありつけるのはクアラルンプールを除けばバンコクくらいなんじゃないだろうか。 今私が住んでいるメルボルンは日本食が全くないのかというとそういうことでもない。 街中を歩いていると結構な頻度で日本食レストラン(風)の看板を見かける。 特に多いのがテイクアウトの寿司。 大量生産されたユニークな寿司がショーケースに並んでるタイプのやつ。 私も海外で日本食レストランを経営している友人を見てきて、日本人の思ううまさを追求するだけじゃなく多少オリジナルから離れてしまってもその土地で受け入れられるための工夫